「おぃおぃ、勘弁してくれよぉ」気分の「なつむぎ」です。
みなさま、1月ももう終わろうとしている今日、ずいぶん遅くなっちゃったけど、
あけましておめでとうございます。
そして、今年もよろしくお願いします。
いったいボクはどうしていたのかって言うと……
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年が明けてなんだかんだとやらなくてはならないことがあり、それをようやくクリアして、
「さて、ようやく自分のための1年が始まるぞ」と思った翌々日に熱が出た。
まいったよ。
38度9分まで熱が上がったよ。これって、平熱が35度台のボクにとっては「死ね」と言われた様なものだよ。身体は熱で充満しているのに、スゴイ寒気がする。
しかし、高熱と悪寒って矛盾してないかい?
体温が上がっているのに震え上がるくらい寒いってのは、いったいどういうメカニズムなんだ?
身体が熱くなってる分だけ、外の寒さを余計に感じるってことなのか?
寒い冬に熱い風呂に入ると、入ったとたん一瞬、身体がプルプルって震えることがあるんだけど、
あれって外側が熱くなった分だけ、自分が冷えてるのがよく感じるからなんだって、そう考えていた。
一体人間は、自分が冷えてるから寒いと感じるのか、外が冷えてるから寒いと感じるのか。
最初の48時間はずっと寝ていた。これが不思議な程、良く眠れるんだな。
ってか起きあがれないワケなんだけど。
テーブルの上には豆腐の「様な」形をした金色「っぽい」物体が置かれていて、それは電磁波だか放射線だかの邪悪なエネルギーを発しながら鈍く光っている。
ボクはこれを取り除かなくちゃならないんだけど、何としても取り除けない。
寝ている間、こんな夢を延々と何十回も繰り返し見た。
まいったね。
そんな夢も、だんだんと体力が回復してくるにつれて、
出社途中で気付いてみると上はジャケットにネクタイなのに下がジーンズとスニーカーだったり、
後期の履修届を出さなくちゃと大学に行ってみるともう届け出期間は終わっていたり、
そんな普通の悪夢に変わって来てね。ホッとしたよ。
「すっげぇひでぇ」より「普通にひでぇ」の方が何倍かいい。
普通にひでぇ状態にまでなってからは、昼間ベッドでTVを見て過ごしたりしていた。
TVは嫌いな方じゃなかったんだけれど、あらためて真剣に見るとつまらないな。
それにCMもくだらんぞ。
パチンコ屋に「文化を創造する」みたいなCMを作られちゃうと片腹痛いわ!
いや、パチンコ屋やパチンコ愛好者をバカにしてるワケじゃなくて。
「不倫は文化だ」ってやられたみたいな気がしたよ。
あ、これも特に誰かをおとしめたいってワケじゃなくてさ。発言が不幸な切り取られ方をしたんだろうし。
「ミラバケッソ」って何だよ、クラレ!
いくら繰り返しても流行語になんて絶対にならないんだから、何年も同じ呪文を唱えるなよ!
「イヒ!」とかもそうだ、旭化成!
ま、こんな感じでね。
そういえばこの数ヶ月、毒を喰らうばっかりで、ちゃんと毒を吐いてなかったなぁ。
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そんなささくれた気持ちの時に、
旭化成不動産レジデンスのマンションのCMにほんわかした気分になった。 ●ここ
夜のタクシーの窓から見る街の風景は、
オフィスビルの窓に映るスーツ姿のダンサーだったり、
ジャグリングするフルーツ屋さんだったり、
手品でハトを出す花屋さんだったり、
道路標識に深々とお辞儀をされたり、
工事現場の交通整理のお兄さんが人形と合わせて踊っていたり。
こういうムードはスキだな。こんな風に夜をクルーズしたいな。
曲がまたボクの好みでさ。
バックに流れる曲は、Something Stupid(邦題「恋のひとこと」)。
カーソン・パークス(Carson Parks)の1966年の曲で、Frank & Nancy の Sinatra 父娘のやつで有名だよね。
これ、紹介しなくちゃって思ったワケです。
そうだ! これを今月の唯一の記事にしようってね。
ま、前半でついつい毒を吐いちゃったけどさ。
今日は竹内まりやと大滝詠一のデュエットだよ。
●Something Stupid / 竹内まりや・大滝詠一
「イヒ!」は嫌い! なんて言ったけど、
旭化成は数年前、山口百恵の歌った「さよならの向こう側」をCMに使っていて、ボクはそのCMを結構気に入っていたっけ。
●さよならの向こう側 / TeN
CMで歌う艶のある女性ボーカルは誰? って当時話題になった。
→フルコーラスバージョンは ●ここ
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さてさて、今日の記事の結論は、
「人間ちゃんと毒を吐かないと、身体に悪い」ってことだな。
それから、
「嫌い、嫌いってばかり言ってても、好きな部分もあるかも~」ってことでもあるし。
そして、昨日久しぶりに仕事をしたら、平熱に戻ったはずの体温もあっと言う間に1度程上昇したりした。
つまり第3の結論は、
「仕事はやっぱり、身体に悪い」ってことだね。
