本当に似てるんだよって事をいつか記事にしようって思ってたのね。
で昨日、いろんな国のコインが雑多に放り込まれているポーチからコインを探し出してみたってワケです。
そしたらもう1個、似たコインを見つけちゃったよ。


左から、10バーツ(タイ)、2ユーロ、5ペソ(メキシコ)だよ。
シルバーとゴールドのコンビネーションが同じってところが似てるんだけど、実際に持って見ると5ペソ硬貨が直径も厚さも他の2枚より一回り小振りで、ちょっと注意していれば間違えることはなさそう。
でも10バーツと2ユーロは、持って見た感触からは全くわからんよ。
厳密に言えば2ユーロの方がほんのわずか直径が小さく、ちょっとだけ厚い。
10年程前に、旧500円硬貨と韓国の500ウォン硬貨がやっぱりそっくりで、自動販売機に500ウォン玉をちょっと加工したものを入れて500円玉を騙し取るって手口が流行ったことがあったけど、10バーツ玉でユーロ圏の自販機を騙せたのかもしれないな。
ま、実際には騙されそうになったのはボクの方ですけどね。
「そりゃ、なつむぎが注意深く無いからだよ。柄を見れば分かるだろ?」
って思ったでしょ。
一見して仏教寺院って分かる柄がユーロの硬貨に描かれているワケないだろ? ってね。
でもね。ボクがメトロのチケット窓口でお釣りとして渡された10バーツは、この柄じゃなかったの。
お寺の絵の代わりに小さな文字が一杯書き込まれていて、だからこんなデザインのユーロのコインもあるのかなって、そんな風に考えてた。
「字が書いてあったなら、なおさらわかるじゃん。アルファベットとタイ文字とは違うだろ?」
そう思ったでしょ。
あのね、最近ね、小さい文字は読まないことにしてるんだよ。読めないんじゃないよ。
年齢のせいじゃないんだよ。きっと南の悪い魔女に魔法をかけられている。
心当たりがあるんだけれど、そのあたりはまたいずれ。

あ、しまった! やられた!
って思って窓口に戻って2ユーロ硬貨に換えてもらったのは失敗だったのかも。
文字だらけの10バーツ硬貨はタイで1度も見たことがないものだったんだ。ググっても出てこないし。
もしかするとその10バーツ硬貨は、2ユーロよりずっと価値のある記念硬貨だったのかも知れない……