そして朝目覚めて驚いたのは、ここはバルセロナなんだってこと。
夢の中では日本だったから。
日本に居るときは夢で良く海外に行ってたけどね。
いざ現実に海外に来てみると、夢のほうがついて来れてないようです。
でも、こんなにぐっすり眠れたのはパリの時はなかったなぁ。
まぁ、時差ボケのせいもあるけれど……
ピレネーを越えないと調子のでない「なつむぎ」です。
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さて、何度もバルセロナの地下鉄に乗っていて気がついたのは、
カタルーニャ人には左利きが多いのか?
ってことだったんだ。
えと、カタルーニャ人ってのは、バルセロナを中心とするカタルーニャ地方の人たちのことで、
彼らはスペイン語(カスティジャーノ)でも、フランス語でもない言葉(カタラン)を話す。
で、地下鉄に話を戻すと、まぁ当然改札は自動改札機なわけなんだよね。
定期をかざしたり、チケットを機械に入れたりするとゲートが開いて中に入れるって仕組みで、
このあたりは、日本と一緒。
だ・が・・・
ボクはバルセロナの地下鉄で何度もこの機械でつまづいた。
ってのは、チケットを機械に入れてさぁ通ろうとすると、中に入れないんだよね。
え?え?どして? と、オタオタしていると、
「セニョール。こっちから通るんですよ」
ってな感じで教えてもらえるんだけど、それは隣のゲートなんだな。
ボクの感覚では通ろうとするゲートの右側の機械にチケットを入れるワケで、
これに関してはいままで行った国では裏切られたことがなかった。
ところがバルセロナの地下鉄では、自分の左側の機械にチケットを入れる。
証拠写真がこれ↓

ね、そうなってるでしょ。
これはびっくりだった。
でもさ、これより新型の自動改札機はちゃんと右側にチケットを入れるようになってるんだ。
きっとどこかでカタルーニャ人が、ボクら変かも、って気づいたんだね。
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ってな記事を、バルセロナに居る内にアップしようとしたんだけど、ホテルのネットがダウンしちゃった。
だから、今はもうマドリッドだよ。
ホテルの予約サイトで予約したんだけど、ホテルじゃなくてアパートだったんだよな。
だからもちろんフロントもなくて、建物の門の前で待ち合わせして、
不動産屋のメークぱっちりのお嬢さんに、一通りアパートの使い方の説明を聞いて、カギをもらって、契約書のようなものにサインをして、
なんかこの街に暮らすのか?
ってなムードです。
そういえば、初めてスペインに来たときも、そのまま1年暮らすつもりはなかったんだ。そうだった。
このまま1年、い・ちゃ・お・か・な。
