Dimitri from Paris | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

ブルボン家に生まれながら、シャンゼリゼより吉祥寺のハモニカ横町の方が似合う「なつむぎ」です。

入郷而従郷(郷に入りては郷に従え)ですよ。
おフランス語だと、 à Rome, fais comme les Romains になりますか?

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いろいろと音楽を聴いていて、
今、なんとか上手く表現したいって思っているテーマがあって、
それは、「フランス風の洗練」と「イタリア風の洗練」の違い、なんだけどさ。
ボサノバを聴いていると、フランス的とイタリア的の違いを大きく感じるんだよね。
でも、なかなか言葉で上手く表現できない。


今日は両国の比較じゃないけど、
フランス風の洗練ってボクが感じる1例を、ご紹介しちゃおうかなと。

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フランスの作曲家でプロデューサーの「Dimitri from Paris」は、
名前の通りパリの出身かと思ったら、全然違うんだ。
両親はギリシャ人で、生まれたのはトルコのイスタンブール。

でも、フランス風オサレな「フレンチハウス」を根付かせた人として、
十分フランス的に感じる。

彼は、1996年にファーストアルバム「サクレブルー(Sacrebleu)」をリリースして、
一気に世界的に有名になった。
もちろんボクもその時、ようやく彼のことを知ったってワケ。



●「Sacrebleu」の中から Sacre Francais long version


●2003年の「Cruising Attitude」の中から Not Quite Disco


●「Sacrebleu」の中から Love Love Mode long version

所々であらわれる日本語が、
まるで色つきアクリル板でできた家具みたいに、
チープな(そう悪い意味じゃなくて)おしゃれ感を出してる。

そして彼は時々、Dimitri from Tokyo を名乗るらしい。

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