女性が嫌いなワケじゃないけど、エロオヤジって言われるとかなり凹む。
そんなお年頃の「なつむぎ」です。
昨晩は、今年初めての忘年会で、友人3人で居酒屋→カラオケ。
でも、今日も懲りずに飲んじゃった。
あ、カラオケ屋に行くの、ボクは生まれて2度目なんだよな。
「行ってもどうせ、歌える曲がないよ」って思っていたんだけど、
いやぁ、もうあまりのハイテクぶりと曲の充実さに驚きました。
ボクの感覚は20年遅れていたね。
さて、今日は男3人の飲み会で、ふふふ、今もボクはいい感じにハイテンション。
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今日は飲みながら、
「じいさんになったらさ...」
そんな話をした。
まぁ、もう半分じいさんみたいなものなんだけどさ。
まだちょっとの余裕がある内に、いろいろとシミュレーションしておこうってことでね。
そして酒が進むにつれて、どうやったら「モテる」じいさんになれるんだろうってことがテーマになって、
まぁ今の内、いろいろと思考実験をしておこうってことでね。
話しがくどい年寄りは、嫌われるだろうな。 (一同)そだ、そだ。
説教臭かったり、若い頃の武勇伝ってのもNGだろうな。 (一同)そだ、そだ。
やたら美味いものばかりを食べて来たって風で、蘊蓄を語るのもだめだな。 (一同)そだ、そだ。
そんな風に、将来の自分達にダメ出しをしていると、一人がこう言ったのさ。
「やっぱり、若々しく居なくちゃならないんだと思うな」
ほんとかな?
ボクは、その友人の意見にはちょっと抵抗があって、
まぁ酒の上での冗談だけど、こんな風に主張した。
----- ボクだったら杖をつくね。
なんだよ。じいさんぽいじゃないか。どうして杖をつくとモテるんだ?
----- たとえば座敷で飲むじゃない? 若い女性も一緒だったりすることも、まぁきっとあるわけだよ。でさ、帰る時には立ちあがるわけだ。
そりゃそうだ。ってか、帰る前にも便所に行くんで何回も立ち上がるだろうな、お前の場合は。
----- まあね。じじぃになってもビールはやめられないだろうからね。今だってがまんしながら話してるしさ。でさ、帰る段になって杖を手にする時に、こう、ヨロヨロってよろけるんだ。
ふ~ん。
----- するとその女性がね。「あ、先生、危ないですよ。大丈夫ですか? 気を付けて下さいよ」なんて、手を貸してくれるワケだよ。
先生じゃないんだけど、ま、イメージで。
なんか、せこいなぁ。
それ、「モテた」って言うより「いたわられた」って言う方が、適切なんじゃないか?
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実際のところ、その友人の方が正しいのかもしれないけど、
「いたわられる」って言うのだってなかなか大変なこと思う。
何て言うのかなぁ。
ある程度老人になると、「モテる」のと「いたわられる」ってのは、ほぼ同じなんじゃないかなぁ。
こんな話の後、もう一人がこんなエピソードを話し始めたんだよね。
知人に聞いた剣道の達人のエピソードなんだけどね。
その達人は80歳をとっくに過ぎた老人なんだけど実に気迫に満ち満ちていて、
明らかに足腰が弱ってそうに見えても、ひとたび竹刀を合わせると、
その気迫に押されて打ち込むことが出来ないんだそうだよ。
へ~。で、お前、これから剣道でも習おうってワケ? 女にもてるために?
いや、そうじゃないんだ。
よい具合に枯れたじいさんになると、女性のお尻をなでてもいやらしく感じさせないらしいんだ。
3人ははげしく納得したね。
『なるほど。達人になるってことは、熟達するってのは、そういう事なんだ』
----- ほら、美味しいものについて語るのも、シモネタを披露するのもさ、やっぱりサラッと嫌みなく出来るためには、枯れて達人にならなくちゃならないんだろな。
ん? なつむぎは、じいさんになってもシモネタ披露するつもりなのか?
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いやぁ、こう書いてみると、話が脈絡無くヨタヨタしてるな。
まぁそれはボクら3人が酔ってたからで、しかも記事を書いているボクが、酔いから醒めてないから。
ボクが言いたかったのは、
歳をとっても女の子のお尻を触りたいってことじゃなくて、
その、触りたくないってことでもないけど。
言いたかったのは、あれ? なんだっけ?
もう、書いちゃったような、まだなような。
ま、いいか。
みなさん、おやすみなさい。
