【C】 Corrida de Jangada | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

Corrida de Jangada は、そのまま訳すと「ジャンガーダのレース」です。
でも、邦題は「いかだのレース」とか、「帆掛け舟の疾走」になってることが多いんだよね。

Jangada(ジャンガーダ)って、こんな感じの船なんだよ。
$///   H A I H A I S M   ///-jangada

一方、いかだって言ったらこれですもの。
$///   H A I H A I S M   ///-いかだ

やっぱり「いかだのレース」はないよね。
かといって、「帆掛け舟の疾走」っていう訳もいまいち。

さて、どうする?

*****

作曲者エドゥ・ロボ(Edu Lobo)は、
1943年生まれのブラジルの作曲家で、歌手で、ギタリストです。
1960年代、ボサノバ・ムーブメントの後期に活躍しました。

彼は、ボサノバにブラジル北東部のリズム、フレーバーを加え、
とても斬新な曲を生み出しました。
そんな彼の代表作は、やっぱり「ウッパ・ネギーニョ(Upa Neguinho)」かなぁ。

でもね。
ボクはこの「Corrida de Jangada」の方を紹介しますね。

早口で、リズミカルな、歌詞とメロディが、
1位を競い合うジャンガーダのレースの様子に合ってると思いませんか?
そしてこの曲、とっても歌うのが難しそうだと思いませんか?

早口言葉みたいに、次々と言葉を繰り出しながら、
ちゃんと一音一音がリズムにはまってなくちゃならない。

いろいろな歌手で聴いてみたけどね。

「うっ! ちと苦しい!」

ってのが、意外と多い。

歌の下手なボクが言うのもなんですが...

*****

さて、今日の You Tube は2曲です。

やっぱりこの曲は彼女の歌唱力で聴きたい 「エリス・レジーナ」

そして、作曲者みずからの歌 「エドゥ・ロボ」

ボクが、この2人以外にこの曲をちゃんと歌いこなしてるって思っているのは、
あとたった一人だけしか居ないんだ。

それは、カロル・サボイア(Carol Saboya)。
アルバム「PASSATEMPO」(邦題:過ぎゆく時)の中での彼女の歌唱は、
本当に素晴らしいんだけど... 残念ながら、You Tube には無かった。

ジャケットの写真だけ、載せておきますね。

$///   H A I H A I S M   ///-PASSATEMPO
●Carol Saboya


●Elis Regina


●EDU LOBO


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