Rag Time --- もう一度クラシック側から | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

ラグタイムって何? って方は、

映画「スティング」で流れていた曲を思い出してくださいね。
タイトルは、「The Entertainer
ラグタイムの王様、スコット・ジョプリンの曲です。

それでも、ラグタイムって何? って方は、
ググるとすぐに出てきます。ボクより説明が上手。

で、ボク的に勝手にイメージするのは...

 20世紀の初期に、アメリカのポピュラーミュージック界で流行った音楽の形式で、

 調律の微妙に狂ったホンキートンク・ピアノなんかで演奏されるとぴったりで、

 ブルースからポピュラー経由でジャズに至る過程ののどかな時期の音楽で、

 ディズニーランドのアトラクションの中で、アップライトの自動ピアノかなんかで演奏されてる感じで、

そして、

 20世紀のクラシックの作曲家にも、大きなインスピレーションを与えた。

って結局、最後の1行が言いたかったんだけなんだけどね。

そしてまた、ストラビンスキーの手になる「ラグタイム」を紹介しようってわけです。

昔やったことと同じ~ ●ここ

そのときは、ストラビンスキーの「兵士の物語」の中の一曲として「ラグタイム」を紹介したんだけど、
でも、その記事では You Tube にリンクを張ってなかったから、きっと聴いてくれた人は少ない。

だから、今日の記事はリベンジです。

*****

ようやく、本題。

ストラビンスキーには、他にもラグタイムをモチーフにした曲があって、
ボクがどうしても聴いてほしいのは、「Piano Rag Music」です。

ラグタイムがどんな曲か知ってる人からは、

「え! これがラグタイムなの!?」

ってリアクションがあると期待してるんだけどね~


Piano Rag Music by Stravinsky

そ。
普通の感覚では、「これがラグタイムなの?」って感じなんだと思う。

シンコペーションの誇張なんかが、ストラビンスキーにとってはラグタイム的なんだろうかね。

でも、実はボクはこれが不快じゃないんだな。むしろ、好き。

もともとのラグタイムも好き。
そして、ストラビンスキーのラグタイムも好き。

それは、美人画も好きだけど、美人をモチーフにした抽象画も好きってことに似てるかなぁ。
いやむしろ、美人も好きだけど、美人をめぐる概念(について考えること)も好きってことなのかも。


この曲を聴いていると、こんな考えさえ引き起こされる気分になる。

*****

さて、ボク的はそうであっても、
やっぱりストラビンスキーのラグタイムは、なんだかね。
って思う方に、お口直し(いや、お耳直し)です。


Maple Leaf Rag by Scott Joplin

ホッとします。

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