仕事に疲れた帰り道なんか、いつもより目のピントが合いにくい。
せっかくのクリスマスのイルミネーションが、じわ~っとにじんでいたりする。
いやぁ、最近、目がしょぼしょぼしてね。パソコンのディスプレイばっかり見てるからかな?
と、そんなことを感じるようになったころから、じわ~っとにじむレンズが良いと感じるようになって来た。
一昔前のレンズを絞り開放で、わざと逆光で、明暗がはっきりした被写体を撮ったりして。
なんだか、出来上がった写真は、自分の目を通してみたような感じ。いい感じに老けてるな(笑)
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ボクが今気に入っているこのレンズは、非球面レンズを使った現行のズミルクスの35ミリではなくて、球面レンズの一昔前の35ミリです。
不思議なゴーストが出現するちょっとした暴れん坊のレンズですが、にじみ具合がとても自分にフィットしています。
ちなみに、表題の「non-aspherical」は、そのまま訳せば「非 - 非球面」。素直に「球面=spherical」って言っちゃえばいいんですがね。
非球面という新しい技術を使ったレンズじゃないほうだよ。
ボクと同じ古いほうなんだよ。
と強調したかったってワケで。
