脚が終わっての上がりしなに会ったコブ猛者で山菜猛者のA子さんとご主人さまから、山のコシアブラ情報と、木の芽畑とワラビ畑の情報も伝授して頂きました。
わあ!コシアブラ!?
山菜の女王ですよ。
それに木の芽畑とワラビ畑も?
「コブ畑、行こ♪」とA子さん。
いや、その畑は勘弁して。
(笑)(笑)(笑)
コシアブラ、食べ頃ですって。
来週だと過ぎちゃうって。
それは採りに行かねば。
幸いにも帰りはキャリーサービスで板を運んでもらえる。
2日からキャリーのトラックは板をスノーマン前まで運んでくれます。
1日までは下り乗車したみつまたのリフトを降りた所だったの。
みつまたのリフトまでの通路の雪を退けてリフト乗り場に寄せたらしく、ロープウェイを降りてから歩く距離は少し長くなったけど、雪が無ければ歩くのも楽チン。
そこの雪が無くなれば車が走れるので、帰りのキャリーサービスはロープウェイ山頂駅前になる。
板を持ってロープウェイまで坂を登らなくて済む。ヽ(=´▽`=)ノ
帰りはかぐゴンを降りてすぐに板を預かってくれますから身軽。
みつまたを歩いて降りながら林の中の山菜採りも出来るという事なのです。
教えていただいた場所を歩いて下山しました。
ご主人から詳しく教えてもらった通りの林への入り口通路、ありました。
そこから降ります。
徒歩下山のゴールのロープウェイ山頂駅前に着く少し前に、1高リフトの上から「夏蜜柑さ〜ん」と呼ぶ声が聞こえてきました。
あ、カチャオ。
🍌「歩いて降りたの?」
🍊「(ウンウンと頷く)」
🍌「山菜?何採ってたの?」
🍊「高級山菜〜」
湯沢で今年最初に大量に採った山菜の、コゴミのお浸しとごま和えとフキノトウ味噌を車泊自炊のカチャオにおすそ分けしてました。
今回のは、もうかぐらを終了したカチャオにはおすそ分けできません。
先に行って月山を味わって来なされ。
今年の月山はスキーヤーにとって1番の時期にリフトが長期運休だから、月山筍の旬の時期とどうかな、早いかな。
登るまでが大変だけど、恐怖のトラバースラインを通らずに済む上に、登ってしまえばそこで味わえるあの景色やまったりした時間の姥ヶ岳山頂直下の上部のTバーはナシ。😢
残念だ。
5月だとさくらんぼには完全に早いよねぇ。🤔
早生(ハウス)は高価なさくらんぼがもっと高い。
山菜の女王コシアブラ。
いえ、コシアブラ女王様様。🤤
希少な山の幸なので、それが生えてる場所を教えてくれた塊ご夫妻に大感謝!
みつまたの林の中にコシアブラの木があるってのは人から聞いたことあるけど、場所はナイショです。🤫
知りたい?だめ。🤐
コシアブラの新芽や幼木はウルシと似てるので間違えて触るとかぶれて大変な目に遭いますよ。
ツタウルシやヤマウルシも森には生えてるもの。
1本の木から枝がたくさん伸びてて、新芽がいっぱい。
それが点在。
美味しそうな食べ頃はまだあったけど、木が高くて手が届かんかった。
足元に気を付けつつストックを支えにして、急勾配は斜め斜めのトラバースでゆっくり降り、でも目線は上の林の木。
白っぽくて灰色でマダラもある幹が目安。
新芽だらけの林の中でコシアブラの木を探す。
みつまたをリフトを使わず歩いて降りたのを見たキャリーサービスのドライバーさんが「コシアブラは採れたかい?」って言ったよ。
「アハハ、バレてる?😂」
地元の人は分かってるんだね。
自分で採ったのは写真の量です。
このあと駐車場でA子さんから大量にコシアブラを譲っていただきました。
山菜ハンター、すごっ!
ありがとうございました。
前にもね、木の芽摘みで同じ時間摘んでたのに採れる量が私とA子さんは全然違ってて、たっぷり分けてもらった事があるの。
まだみつまたは木の芽には早いかな?と思ったけど、ご夫妻と一緒に見に行ったらあるある。
疲れてたのにコシアブラって聞いたら甘い物は別腹的に元気に山の中を歩いて降りたのに、駐車場まで帰ったら疲れを思い出してガックリ。
なのに木の芽と聞いてまた復活。
サンダル履きのままで河原の方へ。
山菜ハンターもサンダルじゃった。
太くて柔らかい紫色の木の芽がたっくさん。ヽ(=´▽`=)ノ
さっと茹でると一瞬で緑になります。
そこは灌木にツルが絡んでるので、しゃがまなくても採れるのですよ。
もう充分って思っても次々目に入ってしまう。
コゴミがたくさん生える場所ではないけど少し有ったのでそれも摘む。
ああ、良い香り。
塩茹でしただけのコゴミがとても美味しかったけど、今回は少しだけなのでコシアブラと共に天ぷらにしましょう。
で、山菜ハンターご夫妻。
同じ時間摘んでたのに、またしても袋からはみ出して見えるほどの何かもたくさん採ってた。
それをまた分けてくれました。
コシアブラに続いて、今度はウドです。
そこ、ウドも少し生えるんだって。
知り尽くしてますなあ。😆
天ぷらネタにウドも加わりました。
ありがとう!
春の山菜で何か1番好きって、やっぱりウドかなあ。
栽培の爽やかなウドと山ウドはまるで別物です。
天ぷらと、ごま和えと、組長レシピの香味漬け。
煮物は月山のお宿で食べた味には何度やっても近付けないの。
去年は葉っぱになっちゃってて食べ頃をとうに過ぎてたコシアブラもとても嬉しいし、今年のコゴミであの香りと美味しさを再確認した。
新潟(中越地方)と山形くらいしか食べる習慣がないらしい木の芽(アケビのツルの新芽)も今回は上物がたくさん採れて、生タマゴの巣ごもりをやれる。🤤
酢味噌もイイナァ。
さて、春の山菜は何を置いてもまずは天ぷら。
コシアブラを丁寧に洗って。
木の芽。
混じってるコゴミを洗いながら分けます。
ザル2つ。
さっと塩茹でして水にさらして苦味抜き。
天ぷら用の、左からコシアブラ、ウド、コゴミ。
コシアブラを採ってる時にタラの芽も発見してたの忘れてた。
コゴミ。
タラの芽。
ウド。
そしてコシアブラ。
たっぷり食べたいので薄衣にしました。
スーパーで前に小さいパックのコゴミがなかなかのお値段で売ってたけど、天ぷらに揚げたこの量のコシアブラだったらいったいいくらで売られるのか。
日持ちしないのでスーパーではまず売られてない。
採りたての直売所ならたまにある。
まだ有るんですよ。
コシアブラは天ぷらにする分は取り分けて、あとは一旦濡らしたキッチンペーパーで包んでマイラップで保存。
保存はハカマが付いてるままが良いよね?
生のままだと風味が飛んで日持ちはしないので、教えてもらった炊き込みご飯は明日すぐにだ。
山の滋味。
融雪の早さを憂いても、その季節の進みで得られる豊かな恵み。
湯沢の自然とA子さんご夫妻に感謝して、それぞれの風味の違いを良く味わって夫婦2人でいただきました。
美味しかったー。😋
ご馳走様でした。
(夕食で食べてから何時間も経った今、ゲップ💨がコシアブラの味がした)