早朝散歩 | ナッツと、永遠(とわ)にともに

ナッツと、永遠(とわ)にともに

2005年10月に我が家にやってきたミニチュアダックスフントのナッツくん。
2019年12月1日(日)に14歳で天国へ旅立った後の、パパとママの辛く苦しい日々を敢えて綴っていきます。
「ペットロス」という言葉では簡単に片付けられない毎日です。

今朝はあいにくの雨ですが、今年の夏も散歩は早朝に行くようにしています。
もちろん「暑くなる前に帰って来たい」「一日を有効に使いたい」との気持ちもありますが、動機のほとんどは「早朝の方が多くのワンちゃんに会えるから」です。

これまでは、前からワンちゃんが歩いて来ると「ナッツくんが吠えないか」心配で、相手のワンちゃんを見る余裕はありませんでした。
(ナッツくんの吠えは「威嚇」ではなく、「おはよう!」とか「元気?」の挨拶だったんです。
理解してくれた飼い主さんは「吠えてはいるけど尻尾ふっているから挨拶なんだねー」と言ってくれましたが、それ以外の飼い主さんは逃げるように足早に立ち去りました。まぁ仕方ないですよね)

それが今では、前から来るワンちゃんの一挙手一投足に釘づけ。
けっこう個性があって、フラフラ歩く子・しっかり前を見て真っ直ぐ歩く子・飼い主さんにピッタリくっついて歩く子…など様々。

素通りするワンちゃんがほとんどだけど、中にはコッチを見て笑ってくれるワンちゃんや、寄って来てくれるワンちゃんも!
以前は「犬の匂いがするから寄って来てくれるんだな」と思っていたけど、洗濯を繰り返したジーパンには匂いはほとんど残っていないハズ。
とすると、パパ・ママからの「ワンちゃん大好きオーラ」のせいかな⁈

最近の散歩でのエピソードを幾つか。
◆立て続けに違う毛色のダックスとすれ違う。ダックス好きには堪らない朝でした。
◆公園のベンチで休憩していたら、中型犬2頭がママの方へ近づいてきてくれた。
飼い主さんが「よろしければコレあげてください」とオヤツをくれたので、掌に乗せてワンちゃんの前に出したらペロリと食べてくれた。懐かしい舌の感触、舌の温度。
ウェットティッシュまで出してくれた、素晴らしい飼い主さんでした。
◆ブラックタンのダックスちゃん。
すれ違う時、一直線にママの足元へ。気さくな飼い主さんで、けっこうな時間の立ち話。その間ずっとナデナデさせてくれた。
久しぶりのダックスの感触! お別れした後、泣いちゃいました。
◆ニコニコ顔の柴犬くん。しゃがんでナデナデしていたママの唇を奪おうと全力ダイブ! ママ、受け止めきれず尻もち…。


このように、ワンちゃんが寄ってきてくれたり、飼い主さんが話しかけてくれたりするのって、不思議と号泣した後に多い。
ナッツくんが「◯◯ちゃん、ウチのパパとママが寂しそうで見ていられないから、次に会った時にナデナデさせてあげてくれない?」と、裏で友達に頼んでいる気がしてなりません。


ところで、夏になった今でも散歩中にワンちゃんにお水を飲ませている光景をあまり見かけません。
ワンちゃん達は、人間よりも地面に近い位置に身体があるので、きっと人間よりも暑さを感じ、喉が渇いていると思います。
お散歩の時には、ぜひ水筒を持参して、こまめに水分補給をしてあげてください。
(2013年11月24日)
ナッツくんの場合は、飲み水・チッチへの掛け水を兼ねて、500mlペットボトルを2本持ち歩いていました。