今日は、保育園の運動会でした。
保護者席から園庭の子どもたちを見守ります。
とにかく、楽しくて仕方がないって感じの子。
上手くできなくても、一生懸命に頑張る子。
一生懸命になり過ぎて、隣の子を押しのけてしまう子。
本当は早くできるんだけど、上手くできない子に合わせて、ゆっくりと一緒に進む子。
どの子を見ても、胸がいっぱいになって涙が出てきます。
みんな、本当に素晴らしいな。
この子たちがどうか、この輝きを保ったまま、みんな 幸せに生きて行けますように。
そんなことを考えていて、ふと思いました。
光の世界に帰って行った人たちも、こんなふうに考えながら、この世を眺めているんだろうか・・・
もう園庭(この世)に出ることはなく、保護者席(光の世界)からの応援だけど。
自分の大切な人たちが頑張っている姿を見て、
「がんばれ~!」
って、応援しているのかなぁって。
亡くなった年齢には関係なく、光の世界に行った人はみんな保護者目線で。
ときどき、保護者席の前に走って来て、
「お母さ~ん!おーい。おーい。」
と手を振っている子がいて、お母さんが慌てて
「あっちで ちゃんと みんなと一緒に踊って来なさい!」
とか言っているのも、
亡くなった人(保護者席にいるお母さん)のことが気になって、自分の人生(運動会)に集中できない時って あるんだよねー。
なんて、頭の中で勝手に変換してみたり。
保護者席に座っていると、運動神経の良し悪しとか、ダンスの上手下手なんて、すごく小っちゃいことだな~と思います。
すべての子供たちがみんな輝いて見えるから、
「とにかく、みんな 頑張れー!」
になります。
この世に生きる人たちも 、きっと 上手く なんて生きられなくてもいいから、自分らしく 精一杯楽しめばいいんですね。
そんなことを考えながら観覧しているとき、ふっと上を見上げたら。
何も見えなかったけれど、何となく、百花が保育園の屋根の上から園庭を見下ろしているような・・・
そんな気がしました。
保護者席は狭いからねー。
上の方に上って見てたんだね。
亡くなった人たちは、きっと すごく遠いところにいるわけではなくて、本当はすぐそばの 保護者席みたいなところに、います^^
だから、安心して私たち自身の人生を楽しめたらいいですね。
それがきっと、保護者席にいる人たちの願いだから・・・