がんばれ、わが労働組合! | nurseredcatのブログ

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ただいま、私たちのナース労働組合と病院が交渉中。もう3度ほど会って話し合ったみたいですがまだまだ和解には程遠いそうです。今回の内容はお給料の他に休憩時間についても戦っています。ナースは休憩時間を取る暇もないくらい忙しく、しかも他のナースが休憩しているときはそのナースの患者さんもケアしなくてはいけないので、一般病棟では下手したら10人の患者さんを一度にケアしている状態になり安全とは言えないので、休憩ナースをもっと増やしてほしいと頼んでいます。休憩ナースは他のナースに休憩を与える間そのナースの患者さんをケアする人たちで、理想的なのは1シフトに2-3人はいるべきなのですが、実際は1シフトに1人いるかいないかの状態。せめて毎日かならず1シフトに1人いる状態にしてほしいです。

 

ナース労働組合は病院によって違いますが、私が住んでいる州には2つあります。以前働いていた病院では労働組合にはすべてのナースが強制参加させられていましたが、今働いているところは自由参加です。でも労働組合が大切なことをしっているのでほとんどの人が参加しています。参加費はそれぞれのナースのお給料によって変わりますが普通1年で何十万と支払っています。それぞれの病棟からも労働組合代理人になりたいナースが立候補して労働組合と一緒に交渉をするので、これらの参加費はその人たちのお給料にも使われます。交渉が長引くとPicketingというストライキ寸前の行進をします。これはその日休みのナースたちがプラカードを掲げて病院の前で行進するものです。そして最後の手段はストライキ。ただ、患者さんの健康を危ぶむ行動はできないので、ストライキになるときは労働組合は病院にストライキをすることを事前に話し、病院がその間いかに患者さんを安全にケアできるかの計画をする期間を与えます。短期ナースを雇ったり、患者さんを他の病院に移したり。ナースはストライキは強制ではないのでもちろんしないでそのまま普通に働くことができますが、ストライキをしているナースはその期間病院に入ることはできませんし、お給料もでません。一応国でストライキは認められているので病院はそれらのナースをクビにすることはできませんが、長引くとお互いに大変です。私はPicketingまではしたことがありますが、ストは経験したことがありません。

 

病院の人事部はやっぱり病院の味方。ナースの味方は労働組合です。クビになりそうになったり、病院から何らかの罰を受けるときは必ず労働組合の人を呼んで人事部とのミーティングに参加してもらいます。特に自分は悪くないのに病院から責任をおしつけられることなんてしょっちゅうあります。だから記録を残すことって大切ですね。私の友達も何人かそれでやめされられました。内容によっては記録に残ってしまうのでナースとして仕事が2度とできなくなることも。でもナース部長さんや重役などは労働組合に入ってないのですぐにクビになります。何度か上のお偉いさんが警備員と一緒に来て私たちのナース部長さんをいきなりクビにして、言い訳も他の人にサヨナラする余地も与えずに病院から追い出されたのを見ました。そのあとの説明もないので働いているナースたちはびっくり。労働組合に守られているって安心ですね。

 

あー、無事に交渉が終わってほしい!