こちら、4月2日に発売されたそうです。
晴れ風
先月くらいかな、商品名や詳細を伏せたティザー広告が頻繁に放送されていましたよね!?
こういうやつ↓(リンクはキリンの公式YouTube)
で、そろそろ発売かと思ったら広告をあまり見かけなくなった気がします。
(どうやら商品名をオープンにしたバージョンが放送されているようですが、ほとんど見た記憶がない。あんまりテレビを見ないからか??)
で、で、で、
早速飲んでみましょう!!
プシュッ…と!!
まず、香りは甘めです。
フルーティまでは行かず、奥にハーバルな印象のピリッとした感じもあります。
水色は淡く、泡立ちはいいです。ただし、泡は少し粗め。
そして、
味は、
・・・爽やか!!
若干酸味がありますが、苦みとのバランスが良くて飲みやすい。
甘味も感じられますが、甘ったるくはなく、ほんのりと味わいをマイルドにしてくれる程度。
一口飲んだだけでも、口に含んだ時のコク、喉を流れるときの酸味、後味の苦みと、余韻の香りと甘みと、複雑な味が楽しめます。
そして、とても切れがいい。
余韻が短く、二口目、三口目と飽きずに飲めます。
ただ、キレが良すぎる・・・(後述しますが)
香りや余韻は希少ホップIBUKIのものでしょうか?
ハーブっぽさと甘さの特徴的なにおい。
最近キリンの限定醸造とかにはよくこのホップが使われてますよね。
問題点を挙げるとすれば、軽さです。
キレが良すぎるため、味わいはそれなりに深いのに、とても軽く感じます。
あえてネガティブな書き方をすれば、ちょっとコク深めの発泡酒を飲んでいるようで、ビールの満足感がありません。
もちろん、じっくり味わうとビールらしい旨味があるのですが、ゴクゴク流し込むと、発泡酒や第三のビールと間違いそうです。
飲みやすく、軽く、食事に合う。
脂っこいものと合わせたなら、そのまったり感によって、ちょうど良くビールの深さが楽しめることでしょう。ただ、単品で飲むと軽く感じられてしまい、ちょっと満足感が低いかもしれません。
発泡酒のような軽さと、ビールの旨味を両立したビールを飲みたければ素晴らしい味わいです。
ただ、なにぶんパンチが弱いので、私のようにビール単品で楽しむと少し満足感(濃厚さ?コッテリ感かな?)が低いかも。
そんなビールでしたが、このビールは果たして新定番として定着するのでしょうか??
美味しいんですけどね。「一番搾り」vs「晴れ風」と考えるとちょっとインパクトが薄そうでした。まあ、晴れ風という名前にぴったりの爽やかなビールだったので、これから暑くなるシーズンには売れるに違いありません。
<追記>
キレの良さで気づきましたが、アサヒのスーパードライが好きな人には刺さりそうな気もするので、そこを狙ってきたのかもしれませんね。切れが良くて、香りが特徴的。そういう部分で、スーパードライの好敵手になりそうです。
<追記の追記>
ページを検索すればいいだけの話だからどうでもいいことですが・・・
缶にあるコード、携帯で読めないんだけど・・・
光沢とかキリンのマークとかのせい? それとも携帯の故障!?