避難区域「同心円で区切るべきではない」
一方で、日本政府が福島第一原発から半径20キロ圏内の住民に同心円の形で避難指示を出したことについて次のように疑問を呈しました。
「避難区域は同心円で区切るべきではない。風向き等に基づいて決めるべきだ」(キンバリー・カーフォット教授)
カーフォット教授は、「事故発生時の風向きなどの影響もあり、放射性物質は必ずしも同心円状に広がるわけではない。避難指示の対象地域は実際の測定値に基づいて決めるべきだ」と述べています。
政府は、当初から20キロ圏内への避難指示を継続する一方、先月下旬になって福島県飯舘村など20キロ圏の外にあり、比較的放射線量の高かった地域も「計画的避難区域」に設定し順次避難するよう求めています。(20日22:57)
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首相の意向で海水注入中断…震災翌日に55分間
東京電力福島第一原子力発電所1号機で、東日本大震災直後に行われていた海水注入が、菅首相の意向により、約55分間にわたって中断されていたことが20日、分かった。
海水を注入した場合に原子炉内で再臨界が起きるのではないかと首相が心配したことが理由だと政府関係者は説明している。
臨界はウランの核分裂が次々に起きている状態。原子炉内での臨界には水が必要だが、1号機は大震災直後に制御棒が挿入され、水があっても臨界にはなりにくい状態だった。
東電が16日に発表した資料によると、1号機の原子炉への海水注入は震災翌日の3月12日の午後7時4分に開始された。それ以前に注入していた淡水が足りなくなったため、東電が実施を決めた。
複数の政府関係者によると、東電から淡水から海水への注入に切り替える方針について事前報告を受けた菅首相は、内閣府の原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長に「海水を注入した場合、再臨界の危険はないか」と質問した。班目氏が「あり得る」と返答したため、首相は同12日午後6時に原子力安全委と経済産業省原子力安全・保安院に対し、海水注入による再臨界の可能性について詳しく検討するよう指示。併せて福島第一原発から半径20キロ・メートルの住民に避難指示を出した。
首相が海水注入について懸念を表明したことを踏まえ、東電は海水注入から約20分後の午後7時25分にいったん注入を中止。その後、原子力安全委から同40分に「海水注入による再臨界の心配はない」と首相へ報告があったため、首相は同55分に海江田経済産業相に対し海水注入を指示。海江田氏の指示を受けた東電は午後8時20分に注入を再開した。その結果、海水注入は約55分間、中断されたという。
海水を注入した場合に原子炉内で再臨界が起きるのではないかと首相が心配したことが理由だと政府関係者は説明している。
臨界はウランの核分裂が次々に起きている状態。原子炉内での臨界には水が必要だが、1号機は大震災直後に制御棒が挿入され、水があっても臨界にはなりにくい状態だった。
東電が16日に発表した資料によると、1号機の原子炉への海水注入は震災翌日の3月12日の午後7時4分に開始された。それ以前に注入していた淡水が足りなくなったため、東電が実施を決めた。
複数の政府関係者によると、東電から淡水から海水への注入に切り替える方針について事前報告を受けた菅首相は、内閣府の原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長に「海水を注入した場合、再臨界の危険はないか」と質問した。班目氏が「あり得る」と返答したため、首相は同12日午後6時に原子力安全委と経済産業省原子力安全・保安院に対し、海水注入による再臨界の可能性について詳しく検討するよう指示。併せて福島第一原発から半径20キロ・メートルの住民に避難指示を出した。
首相が海水注入について懸念を表明したことを踏まえ、東電は海水注入から約20分後の午後7時25分にいったん注入を中止。その後、原子力安全委から同40分に「海水注入による再臨界の心配はない」と首相へ報告があったため、首相は同55分に海江田経済産業相に対し海水注入を指示。海江田氏の指示を受けた東電は午後8時20分に注入を再開した。その結果、海水注入は約55分間、中断されたという。
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菅首相、G8で「サンライズ計画」表明へ
一方、日本のエネルギー戦略については、従来の原子力と化石燃料に再生可能エネルギーと省エネルギーを加えた「4本柱の育成」に挑戦するとしています。具体的には「サンライズ計画」として、2020年を目途に太陽光の発電コストを3分の1に引き下げ、設置可能な全ての屋根の5割にパネルを設置。2030年を目途にすべての屋根への設置を目指すとしています。
あわせて、海上での大型風力発電やバイオマス、地熱発電などについても2020年代の本格的導入を目指すとしています。(20日23:14)
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岡本太郎「明日の神話」に付け足した福島第一原発事故の絵、アート集団Chim↑Pomが認める
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| Chim↑Pom[チン↑ポム]が行ったとされる「明日の神話」の改変部分 - 写真提供:岡本太郎記念館 |
Chim↑Pom展「REAL TIMES 」予告動画
問題となっているのは、20日より25日まで東京・無人島プロダクションで行われるChim↑Pom展「REAL TIMES」の予告動画。同動画には開始45秒から、約13秒にわたって、「明日の神話」を改変している場面が映し出されている。18日には都内ギャラリーで取材にも応えたことを、ギャラリーの担当者が明かした。
Chim↑Pom[チン↑ポム]は、同展のテーマを「3月11日以降の『今→リアルタイム』、そして今という『リアル(な/の)時代』」とオフィシャルサイト上で説明しており、今回の行動もその一環であったようだ。これまでも現実社会とのかかわりを重視してきた同グループは、何度も福島第一原子力発電所や被災地に足を運び続けていることを明かしており、同展のプランも、ボランティア活動などを通して、現地の状況を実際に肌で感じながら、撮影を行って立ち上げたという。
岡本さんの「明日の神話」は、原爆のさく裂する瞬間をモチーフにしたもの。今回、Chim↑Pom[チン↑ポム]が行った改変行為、並びにその告白というべき行為に対して、岡本太郎記念館側は特に声明を発表しておらず、担当者によると、今後もその予定はないという。改変行為が話題になった際も、警察に通報したのは一般人であり、記念館側は特に行動を起こしていなかったと担当者は明かしている。
今回の改変行為に対しては、インターネット上でもその是非をめぐった議論が巻き起こっており、多くの著名人もこの件に関連してコメント。単純に「良い」「悪い」といった形で結論の出る問題ではないものの、多くの人の注目を浴びたことによって、原発のあり方を考える一つの契機になったことは確かなようだ。(編集部・福田麗)
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2号機に入った作業員、1人が熱中症に
18日は事故後としては初めて2号機の原子炉建屋に作業員が入りましたが、内部の温度はおよそ40度、湿度はほぼ100%でした。4人が14分間にわたって作業しましたが、そのうちの1人が終了後、体調不良を訴え、医務室で診断を受けた結果、熱中症と診断されたということです。その後、この作業員は点滴を受けて、回復したということです。
東京電力も今のままの状態では15分以上の作業は困難だとしていて、使用済み燃料プールを冷却する装置の設置を急いでいます。(19日14:11)
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