自民・石原幹事長、脱原発を「集団ヒステリー」
自民党の石原幹事長は14日の記者会見で、「脱原発」の動きに関し、「大きな事故(福島第一原発事故)があったわけだから、集団ヒステリー状態になるのは分かる」と語った。
原発に代わるエネルギー確保の難しさを指摘した文脈での発言だが、表現が不適切と批判される可能性もありそうだ。
原発に代わるエネルギー確保の難しさを指摘した文脈での発言だが、表現が不適切と批判される可能性もありそうだ。
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1号機原子炉建屋「カバー」の模型公開
小名浜港での仮組みはすでに13日から始まっていて、今後、福島第一原発に船で運び、9月下旬の完成を目指します。3号機と4号機についても同様のカバーをかぶせる予定ですが、放射性物質が周囲に漏れないようにするため、数年程度使用する「応急措置」としてのものだということです。
一方、汚染水の処理施設の試運転が行われました。セシウムを吸着させるアメリカ・キュリオン社の設備では比較的低い濃度の汚染水を使っての試運転が行われましたが、セシウムの濃度は処理の前のおよそ3000分の1に減り、期待通りの成果を上げたとしています。(15日00:33)
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茨城・千葉の一部で管理区域並みの汚染
筑波大学が作った放射能の土壌汚染地図。福島第一原発付近は、値が高いことを示す赤や黄色になっています。そして原発から離れていくと緑から青へと値が徐々に低くなるのですが、茨城県南部や千葉県北西部に差し掛かると再び緑に・・・。この数値は1平方メートルあたり、およそ4万ベクレル。通常の400倍です。
「4万ベクレルという数値は、『放射線管理区域』(原子炉建屋など)の基準になる値。それ(4万ベクレル)よりも高くなってくると、どんどん危険になるので気をつけなさいと」(筑波大学アイソトープ総合センター・末木啓介准教授)
筑波大の末木准教授らは、3月下旬からおよそ1か月間、およそ110か所で土壌を採取。放射能がある程度拡散した震災から18日後の3月29日時点の放射能の数値を出し、汚染状況を示しました。
筑波大の調査によりますと、土壌汚染が比較的高い地域は、茨城県取手市や千葉県流山市など。
「(放射性物質が)大量にばらまかれた時期があって、その時に、ちょうど雨が降って (放射性物質が)大量に落ちてしまったのではないか」(筑波大学アイソトープ総合センター・末木啓介准教授)
この放射線量、健康に影響がないレベルだといいます。しかし、取手市民は不安の声をあげます。
「孫が今日来るが心配」(茨城・取手市民)
広い範囲に及ぶ放射性物質による汚染。不安が高まる中、環境省は14日、海水浴場などの水に含まれる放射性物質についての新たな基準値などを作るため、専門家から意見聴取を行いました。
会合では、放射性セシウムを調査の対象とし、飲料水の暫定規制値である1キロあたり200ベクレルよりもやや強い基準値をつくるべきと意見が出されました。海開きに間に合わせるため、今月中に指針をまとめる考えです。
また東京都は、15日から1週間かけて都内100か所の空気中の放射線量を測定します。(14日18:10)
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福島市、全生徒・児童に線量計配布へ
広がる放射性物質への不安。福島県伊達市は、独自の判断で市内の小中学校と幼稚園、保育園に通う子供およそ8000人に「線量計」を配ることをすでに決めいています。その背景に見え隠れするのが、後手に回る国の対応です。
「この場ではっきりと国の責任で福島県内の15歳以下の子供全員にフィルムバッジ(被ばく線量測定器)を配布すると明言してください」(公明党・山本香苗議員)
「福島県、地元市町村と十分相談してやていきたい」(菅首相)
国として明確な対応策を示せていないのが実情です。
「待ってられませんので、独自で計測器の入手も難しいが、やっていかなければならない」(福島市・瀬戸孝則市長)
その福島市は14日、新たに中学生以下の生徒・児童およそ3万4000人に「線量計」の配布する方針を固めました。その福島市や伊達市が導入を検討しているというのが、バッジ型の「線量計」です。
「放射線作業に従事していた期間の集積の線量が分かる測定器です」(千代田テクノル線量計測営業部・丸山真一さん)
この特殊なガラスは、放射線を受けた後、ある一定の波長の紫外線を当てると、被ばく量に比例してオレンジ色に発光します。そこから被ばく量やその種類を計測するといいます。主に放射線医療に携わる人などが使用し、通常は1か月ほど身に着けたのち、積算の被ばく量を測定するといいます。
「一般的ではない。これは、あくまでも放射線作業従事者の個人被ばくを測る」(千代田テクノル線量計測営業部・丸山真一さん)
福島市では、夏休み明けの9月から3か月間、子供たちに「線量計」を身に着けてもらい、放射線の影響を研究機関に分析してもらうとともに、今後の対策に生かしていきたいといいます。
さらに福島市では、放射線量低減策の一環として、全ての市立小中学校や幼稚園などに加え、児童センターなど合わせて193施設を対象に建物の除染などを実施する方針です。(14日23:04)
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原子炉建屋のカバー、27日に設置工事開始
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| 拡大写真 |
| 福島第一原発1号機で原子炉建屋を覆うカバーの模型(14日、東京電力本社で)=安川純撮影 |
カバーは、原子炉から放出される放射性物質が大気中へ飛散するのを防ぐとともに、雨水が建屋内に入ることも防止する。東電は、縮尺100分の1の完成模型を公開した。
カバーはポリエステル製。大きさは縦47メートル、横42メートル、高さ54メートルある。屋根に換気装置があり、放射性物質を除去するフィルターを通して空気の入れ替えができる。
9月下旬の完成を目指す。同様に原子炉建屋が破損している3、4号機でも、カバー設置工事を進める方針。
現場での作業を減らすため、まず小名浜港(福島県いわき市)で小さな部品を組み立てて62個の大型部品にし、福島第一原発まで船で輸送する。現場では、超大型クレーン(つり上げ重量750トン)を使った遠隔操作で、大型部品を組み立てるという。
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