福島第1原発 情報発信 -52ページ目

循環注水冷却始まる“事故収束に一歩前進”


 「東京電力」は27日、福島第一原子力発電所の施設にたまった放射性物質を含む汚染水を浄化して原子炉の冷却に使う「循環注水冷却」が、同日午後4時20分に始まったと発表した。

 循環注水冷却とは、浄化システムで処理を終えた水を原子炉に戻して燃料の冷却に使うシステム。福島第一原発では敷地内に約11万トンの汚染水がたまっているが、循環注水冷却が順調に進めば、新たな汚染水の増加が抑えられるため、事故収束に向けて一歩前進したといえる。

 しかし、浄化システムはこれまで一部の装置の放射線量が予想より高くなったために一旦、停止するなど、トラブルが相次いでいた。東京電力では放射線量を下げるために、定期的に低濃度の汚染水を流すなどして、安定的な運用を目指す方針。

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循環注水冷却、1時間半で停止


 「循環注水冷却」は、汚染水を回収して油や放射性物質、それに塩分を取り除いた上で再び燃料を冷やすための水として原子炉へと注入するために使うというものです。新たな汚染水を増やさないで済むため、東京電力はトラブルが相次いだ処理施設の運転にメドがついたとして、27日夕方、開始を発表していました。

 ところが、処理した水を送り出す配管から新たな水漏れが見つかり、運転はその1時間半後にストップしました。漏れた処理後の水の放射性セシウムの濃度は、処理前の200万から370万分の1となっているため復旧する上での大きな問題はないとみられ、また、原子炉へは従来どおりの新しい淡水が注水されていて燃料の冷却は続けられています。

 しかし、このままでは新たに汚染水は増え続けるため「循環注水冷却」を安定的に始めることは不可欠で、東京電力では水漏れの原因の特定と復旧を急ぐことにしています。(28日02:35)

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中国も電力不足、一部で計画停電


 午前7時、交差点で通勤ラッシュの車が立往生。バイクや自転車に乗った人も、恐る恐る交差点を通過していきます。大きな交差点も信号がすべて消えてしまっています。付近に警察官の姿などはなく、交差点は大混乱になっています。

 中国・湖南省の長沙市では、先月から1日10時間以上に及ぶ計画停電が始まりました。

 「焦らないで。すぐ動き出します」(ホテル従業員)

 ホテルではエレベーターが停止。宿泊客が閉じこめられていないか従業員が確認します。一方、町の商店街では、事前に知らされないままいきなりの停電です。
 「すべてが不便です。テレビも見られないし商売になりません」(売店の従業員)

 停電している長沙の飲食店では、ローソクに火をつけて営業しています。
 「良いんじゃないですか?ロマンチックだし」(お客さん)

 こちらの医療現場では、心電図の機械が使えないでいました。長沙市内で週1、2回メドで当面実施されるという計画停電。背景にあるのは中国の電力消費の増加です。去年の中国の電力消費量は、およそ4兆2000億キロワット。5年前の1.7倍に増えました。

 電力供給の安定化を目指す中国政府は、2020年までに原子力発電所を現在の13基から60基に増やす計画を立ち上げ、皮切りとなるのが今年8月に稼働開始予定の広東省の原子力発電所です。

 この高層マンションがひしめくエリアでも、電力の供給がストップしています。
 「冷蔵庫はこれです。中の物はしかたがないです・・・」(女性)

 計画停電で大画面テレビや食器洗い乾燥器といった最新の家電製品も消えたままです。石炭の価格上昇などもあり、この夏の電力不足は「過去最悪」、3000万キロワットに達するとの予測も出ていて市民の危機感も高まる一方です。

 「中国は発展している途中です。節電に協力するしかありません」(女性)
 (27日16:15)

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巨人選手、原発事故避難の小中学生に指導…福島


巨人選手、原発事故避難の小中学生に指導…福島
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子どもにバットの振り方を教える小笠原選手=林陽一撮影
 巨人軍の阿部慎之助、ラミレス、小笠原道大ら主力選手が27日、福島県郡山市の開成山野球場で、福島第一原発事故で避難している小中学生ら約300人にバッティングなどを指導した。

 同球場で28、29日に開催される公式戦を前に開かれた交流会で、阿部選手は「みんなから元気をもらいたいので、一緒に楽しみましょう」とあいさつ。小笠原選手が「打席に入ったら何でも打てると強い気持ちを持って」とアドバイスすると、中学3年の平本拓登君(14)は「すぐにでも打てるようになりそう」とうれしそうだった。打撃指導には、同県相馬市出身の鈴木尚広選手も加わり、「プロ野球選手は子供たちに夢を与える仕事。一生懸命のプレーで笑顔にしたい」と話していた。

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自営業男性、福島原発の運転差し止め求めて提訴


 東京電力福島第一原発の事故を受け、北海道北広島市の自営業の男性(62)が、東電に同原発1~6号機と福島第二原発1~4号機の運転差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こしていたことがわかった。

 27日に同地裁で開かれた第1回口頭弁論で、東電は請求棄却を求める答弁書を提出した。

 男性は訴状で、「運転が再開されれば再び大事故が起きる危険がある」と主張。東電は答弁書で、「第一原発1~4号機は廃炉が決定したほか、これ以外を将来再び運転するとしても、これまで以上に安全対策が講じられ、切迫した危険は生じない」としている。

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