3号機建屋内、ロボット使って掃除
3号機の内部には、爆発で吹き飛んだがれきや細かいほこりが散乱し、放射線量は1時間あたり100ミリシーベルトを超える場所もあります。
東京電力によりますと、今回の清掃で放射線量が10~20ミリシーベルト下がった場所もあったということですが、まだ長時間作業するのは難しいため、放射線を遮蔽するために、3日、床に鉄板を敷くことにしています。(02日23:08)
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3号機燃料プール、36.7℃まで水温低下
福島第一原発では、原子炉の他に、使用済み燃料プールの安定的な冷却も目指していて、2号機に続いて3号機でも、1日から水を循環させて冷却する装置の本格的な運転が始まった。「東京電力」によると、先月30日に62℃だったプールの温度は、2日午後5時には36.7℃と、25℃以上下がった。
一方、装置が設置されていない4号機のプールの温度は85℃前後と高く、1日に公開された写真では、湯気が上がっているのがわかる。東京電力は「今月中に4号機と1号機にも使用済み燃料プールの冷却装置を設置したい」と話している。
また、3号機の原子炉建屋では、毎時100ミリシーベルトを超える高い放射線量が確認されているため、東京電力は1日、ロボットを使い、搬入口付近にある放射性物質を含むほこりなどを掃除した。2日、別のロボットで放射線量を測定したところ、場所によっては10ミリから20ミリシーベルト程度下がっていた。しかし、建屋内での作業を進めるには依然として線量が高く、東京電力は3日から放射線を遮る鉄板を床に設置する予定。
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福島のサクランボ、小売りと贈答用などで明暗
福島第一原発事故後、日中韓首脳が食べた福島特産のサクランボ。露地物が出荷のピークを迎えた。
市場では価格も量も例年並みと健闘する一方、農家が直接販売する贈答用や観光農園はキャンセルが相次ぐ。被災地の農産物支援が広がる中で、「9割減」と惨たんたる農園もあり、「補償されるかわからない」と途方に暮れる。
福島市飯坂町の金子多美雄さん(71)は「佐藤錦」の葉を取り除きながら、「これで全体に赤みが出ていい色になる」と出来栄えに納得する。金子さんがハウス栽培した佐藤錦は5月の日中韓首脳会談で中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領に振る舞われた。
JA新ふくしまによると、佐藤錦は天候に恵まれて味が良く、例年を上回る約28トンを出荷する見込み。価格も1キロ3000円ほどと例年並み。東京都中央卸売市場の卸業者も「福島産の価格や出荷量は例年と変わらない」と話す。
県農産物流通課は、県産品の応援店が県外で増え、底支えしていると分析する。同課の担当者は「小売店で安全性の理解が広がった。これから県産野菜、果物がヤマ場」と気を引き締める。
一方、金子さんは客に直接販売する贈答用が伸び悩んでいることに不安をのぞかせる。「原発事故の風評なのかわからないが、厳しい」と表情は硬い。同市飯坂町の農家樅山(もみやま)健一さん(71)も収穫の3分の1が贈答用で、客から「孫のためにと思ったが、親に断られてしまった」とキャンセルが入り、これまでと様相が変わった。「福島県産だからと応援してくれる人もいる。今は収穫に集中したい」と話す。
市場では価格も量も例年並みと健闘する一方、農家が直接販売する贈答用や観光農園はキャンセルが相次ぐ。被災地の農産物支援が広がる中で、「9割減」と惨たんたる農園もあり、「補償されるかわからない」と途方に暮れる。
福島市飯坂町の金子多美雄さん(71)は「佐藤錦」の葉を取り除きながら、「これで全体に赤みが出ていい色になる」と出来栄えに納得する。金子さんがハウス栽培した佐藤錦は5月の日中韓首脳会談で中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領に振る舞われた。
JA新ふくしまによると、佐藤錦は天候に恵まれて味が良く、例年を上回る約28トンを出荷する見込み。価格も1キロ3000円ほどと例年並み。東京都中央卸売市場の卸業者も「福島産の価格や出荷量は例年と変わらない」と話す。
県農産物流通課は、県産品の応援店が県外で増え、底支えしていると分析する。同課の担当者は「小売店で安全性の理解が広がった。これから県産野菜、果物がヤマ場」と気を引き締める。
一方、金子さんは客に直接販売する贈答用が伸び悩んでいることに不安をのぞかせる。「原発事故の風評なのかわからないが、厳しい」と表情は硬い。同市飯坂町の農家樅山(もみやま)健一さん(71)も収穫の3分の1が贈答用で、客から「孫のためにと思ったが、親に断られてしまった」とキャンセルが入り、これまでと様相が変わった。「福島県産だからと応援してくれる人もいる。今は収穫に集中したい」と話す。
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細野原発相、福島県視察「復興を支えたい」
福島県庁を訪問した細野原発相は、17日をメドに福島第一原子力発電所の事故による「警戒区域」の縮小を検討すると発言したことについて、「『緊急時避難準備区域』のことを言ったつもりだった」と述べ、佐藤雄平県知事に謝罪した。その解除時期については「解除の前提は、水素爆発の危険性がゼロになること。しっかり福島県知事や市町村と相談しながら、判断していきたい」と述べた。
細野原発相はまた、「できるだけ福島に足を運び、地元の声を聞いていきたい」と述べた。この後、放射性物質の汚泥がたまり続ける福島市の下水処理場「堀河町終末処理場」を視察した。3日は福島第一原発などを視察する。
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停止中も核燃料課税の「福井式」、賛同は2県
福井県が稼働停止中の原子力発電所にも核燃料税を課税できるよう条例改正の手続きに入ったことについて、他の原発立地12道県のうち肯定的に評価しているのは宮城、新潟の2県にとどまることが、読売新聞のアンケート調査で分かった。
福島第一原発の事故を受け、各地で原発の停止期間が長引くことも予想されるが、各道県は財政の安定と課税の合理性を慎重に判断する構えとみられる。
アンケートでは、福井県を除く12道県のうち、宮城は「税制上の制度設計としてあり得る」、新潟も「安定的な税収対策になる」と評価した。一方、「発電が停止し、収益がない状態への課税には検討が必要」(佐賀)などの慎重な意見もあった。
核燃料税は5年ごとに税率が見直される仕組みで、福井方式への賛否を保留した自治体の中にも、「次の見直しに向けて課税のあり方を検討」(北海道)、「職員を派遣して検討したい」(石川)など、導入に含みを持たせる自治体もある。
福島第一原発の事故を受け、各地で原発の停止期間が長引くことも予想されるが、各道県は財政の安定と課税の合理性を慎重に判断する構えとみられる。
アンケートでは、福井県を除く12道県のうち、宮城は「税制上の制度設計としてあり得る」、新潟も「安定的な税収対策になる」と評価した。一方、「発電が停止し、収益がない状態への課税には検討が必要」(佐賀)などの慎重な意見もあった。
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