宮城教員試験、福島出身の志願者大幅増
「福島からの出願者が増えているという事実はあります」(宮城県教委の担当者)
今年は震災や福島第一原発事故の影響で、福島県が小中学校の教員の採用を見送ったことが増加の一因とみられています。福島県からの志願者は去年より700人増え、志願者全体の16%を占めています。
「地元で受験したかったが、教員になりたい思いの方が強いので、どこでも受かればと・・・」(福島からの受験生)
宮城県教育委員会では、「被災した子どもたちにしっかりと寄り添える教員を採用したい」と話しています。(23日17:35)
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福島第一原発、停電原因は装置設定ミス
東京電力が原因を調べたところ、電気が過剰に流れるのを防ぐ装置で、電流の数値を実際よりも大幅に低い数値に設定していたために、遮断器が作動したことがわかりました。
汚染水の処理施設は先月から稼働を始めていますが、度重なるトラブルで目標とした稼働率を下回っています。また、23日も外部電源の工事の影響で午前9時前からおよそ8時間、運転がストップしました。(23日18:20)
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3、4号機送電トラブル、原因は設定ミス
福島第一原発では22日、3号機と4号機に送電ができなくなり、使用済み燃料プールの冷却や放射性物質を含む汚染水の処理が一時ストップした。
このトラブルについて東京電力は、電流が過剰に流れた時に作動する安全装置の設定ミスが原因だと発表した。安全装置が作動する電流量が本来の値の3分の1に設定されていたため、新たに電気を使った際に装置が働いて電流を遮断したという。
この安全装置は5月に設置されたもので、東京電力は設定作業の手順書が明確でなかった可能性があるとみて、さらに調査を続けると話している。
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原発勤務だった鮫島 自分だけ逃げていいのかと引退考えた
ドイツで開かれたサッカー女子ワールドカップで見事頂点に立ったなでしこジャパン。
全6試合にフル出場し、不動の左SBとしてチームを牽引した鮫島彩は、この半年間で「天国と地獄」を味わった。
3か月前、鮫島は所属していたチームを失った。チーム名は「TEPCOマリーゼ」。東京電力の女子サッカー部である。
「なでしこリーグでは、マリーゼは異色の“エリート集団”でした。全員が東電の事業所に勤務する正社員。年間予算3億円の潤沢な資金で、金銭面の心配をすることなくサッカーに専念できていた」(サッカー協会関係者)
鮫島も、福島第一原発で事務をしていた1人だった。だが、3月11日の東日本大震災で状況は一変する。
その日、鮫島を含めたマリーゼのメンバーは宮崎で合宿中だった。宿舎に戻ってつけたテレビ画面を見て愕然としたという。
「選手たちが暮らしていた寮は、避難地域に指定された双葉町にあった。メンバー全員は福島に帰れないまま、チームは合宿先で活動中止に追い込まれた」(東電関係者)
彼女らマリーゼの選手の仕事は原発の安全性をPRすること。自分たちだけ福島から逃げ出していいのか。鮫島は引退も考えたという。
翻意させたのが、なでしこのライバル・米国のプロ選手だった。前出の東電関係者がいう。
「偶然、マリーゼの宮崎合宿に参加していたボストン・ブレーカーズの選手の仲介で渡米が実現したのです。鮫島にも“海外で力を試したい”という思いがあったようで、説得の末にブレーカーズに入団することを受け入れてくれました」
決勝で米国を下した後、鮫島は、「この場に立てているのは、これまで携わってくれた人のおかげ。感謝したい」と涙ながらに語った。その感謝は、自らを受け入れたライバル国にも向けられていたのだろう。
※週刊ポスト2011年8月5日号
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