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沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

みなさんこんにちは!かっぴーですグラサン

 

ただいま館内はばたばたとしております宇宙人あたまアセアセ

ほぼ毎日怒涛の日々を送っている訳なんですが、現在は

・特別展示入れ替え!

・新エリアオープンに向けて!

で特に怒涛です!

 

特別展示は『深海生物のサバイバル術』を行っていましたが、今週の土曜日からは、『日本の水産業が抱える課題』という漁業に視点を当てた特別展示へと変更します!

 

 

段々と新たな水槽が出来上がっていき、完成も近づいてきました!今回の催事入れ替え期間はちょっと余裕を持って行えてる気がします!

 

新エリアオープンは、水族館2Fの最後の部分をイマーシブディープシーワールドという新エリアを作成中です!

こちらも業者さんたちが頑張って作業を進めて下さっています!!こちらでも新たな剥製の展示や、今までになかったプロジェクションマッピングを使い、幻想的な深海をイメージしたエリアなど、完成が楽しみな感じになっています!

ちなみにちょろっと中を覗いてみたのですが、かなりいい感じでした!!お願いお願いお願い飼育員たちも完成が楽しみです!

 

 

新エリアオープンに伴い、水族館の料金も変更がありますので、当館のホームページをご覧ください!!

 

かっぴー

 

こんにちは、Sです。

 

今日の沼津はとても変な天候。

強い雨の降った30分後には晴れ、また雨の

繰り返し。

湿度MAXで深海系水槽の結露対策に追われています。

 

さて、2F深海の世界、円柱水槽では

現在ボタンエビを展示しております。

水槽の上の方で少し見にくくてすみませんが

当館で産まれたボタンエビの稚エビも展示しています。

約2cmほどの小さなボタンエビです。

 

ボタンエビは他の多くのエビと異なり、

幼生期を卵の中で過ごし、稚エビ(親と同じ形態)で

孵化する為、他のエビより繁殖が容易です。

 

バックヤードの予備槽でも

5mmほどの群

 

10mmほど

 

とサイズ別に管理しています。

食欲旺盛で日に数回給餌を行っていますがそれでも

共食いもたまにあります。

 

全てが親エビまで育つのは難しいと思いますが

大切に育てていければと思います。

 

飼育長S

全てが親エビサイズまで育ったら

 

皆さんこんにちは!

最近ブログの名前を変えたいきょろたです!!

 

ブログ名を考えた時は、男女不詳の謎の人としてやろうかなという謎のこだわりがあり、よくわからない名前を付けてしまったのですが、、、(笑)

 

先輩たちからよく、きょーてぃー!と呼ばれていて、そっちの方がしっくり来ているのできょーてぃーに改名します!ニヤリスター(勝手にしろ)

 

 

 

 

 

 

はい。まあそんなことはどうでもよくて、!!

 

 

今日はあるかわいいものを発見したので、

皆さんにお見せしたいと思いますラブラブ

 

 

ウエルカム水槽にご飯をあげて、

受付さんと、お食事シーンを覗いていたら、、、

 

 

このハコエビさんにご注目!!

 

★がたくさんある!!!星星星星星

 

めちゃくちゃラッキーなものを見つけた気がして

見つけてくれた受付さんと大興奮しておりました笑い

 

 

まさに五つ星エビスター照れ

 

 

もう一匹のハコエビはどうかな?

 

こっちも星ですね!

 

なんだかご利益がありそうですびっくりマーク

 

 

この水槽は名前の通り、水族館に入ったすぐ左側にありますので、五つ星ハコエビを覗いてみて下さいねてへぺろ

 

 

 

きょーてぃー

 

 

皆さんこんにちは!

ぽんすけです

 

当館にいるほとんどの深海生物は冬期の深海底曳網漁で捕獲され、やってくることブログをよく見て下さっている方なら知っている思います!

 

その深海底曳網漁ですが現在は禁漁期。

漁は行われないため、我々飼育員もいつも夏の間は乗船採集による生物採集は行っておりません。

 

 

しかし、今年は違います!

 

 

深海生物ではありませんが駿河湾の生き物を求めて、沼津で定置網漁を行っている漁師さんにお願いをして、

当館では初となる定置網漁に乗船させて頂きました!拍手

 

 

 

 

今回の乗船メンバーはS飼育長と私の2名!

 

 

乗船採集と言えば朝が早いですが、定置網漁も言わずもがな夜中の1:00に出港!

ということで水族館への集合時間はなんと0:00!

 

歴代最早の集合時間でした…

 

 

定置網は港から比較的近い場所に設置しているため5分ほど船を走らせるとすぐに到着します。

その間にS飼育長から定置網の仕組みや漁の方法を教えてもらい事前学習はバッチリスター

 

船が到着したら漁師さんが無駄のない動きでキビキビ準備を進めます!

 

準備が一通り終わりいざ、網を引き揚げると…

 

 

 

網がめちゃくちゃ大きい!

 

しかもその中には魚がたっくさんで網の中で大暴れ!

 

大迫力の漁の様子を生で初めて見るのはだったので大興奮でした!

 

そんなこんなの間に

網の中の大量の魚から大きなものを漁師さんが船の上からタモで掬い上げ船上のいけすへ!

その他の魚たちは船についているクレーンの先に大きな網を取り付けて丸ごと掬い取っていきます!

 

 

 

大量の魚たち!

 

 

 

アジやサバが多く漁獲されていました!

 

 

 

そんな沢山の魚たちから水族館へ持ち帰る生き物を漁師さんの協力も得ながら収集!

 

50㎝程のイシガキフグやアカマツカサ、アジやスズメダイなどを

水族館用へ生かして持ち帰ることが出来ました!

 

 

2時間半ほどで漁を終えたらそのまま沼津港へ帰港!

 

港についたら魚の種類やサイズごとに仕分けを行い、

活気のある競りがそのまま始まります!

 

ちなみに競りを見るのも初めてでした…

 

 

 

貴重な経験をしつつ、作業が終わったのは6:00過ぎ!

 

いつもの乗船採集よりは短い時間でしたが、初めての事ばかりだったので飼育長も私もへとへとにゲッソリ

 

でも、水族館へ無事に生き物を持ち帰ることができたので一安心です!

 

そんな、初の定置網漁で捕獲した生物たちは7月に公開予定の特別展示にてお披露目する予定です!

皆さん楽しみにお待ちくださいね!

 

ぽんすけ

 

みなさん、こんにちは。

 

先日より、深海コーナーにて

アバチャンの展示が始まりました!

 

当館、初展示となっております拍手

 

 

みなさん、『アバチャン』

というお魚知っていますでしょうか?

 

 

私は、魚について勉強し始めたばかりのころより、

そのヘンテコな名前の印象せいなのか、

アバチャンの名前だけはずっと覚えていました。

 

 

なので、今回初めてアバチャンを見て、

これがあのアバチャンか笑い泣きという感動を

人知れず、味わっておりました。

 

 

 

展示中のアバチャンは

福井県の越前松島水族館さまより頂きました!

 

 

アバチャンは、北海道や宮城県、富山県以北の

水深60~380mで生息しているため、

駿河湾では見られない種類となっております。

 

 

 

腹ビレは、吸盤状になっており

ほとんどを水槽壁面にくっついて過ごしています。

 

 

 

当館では、お馴染みとなっている

サケビクニンやザラビクニンと

近い仲間になっていますが、

 

この2種よりも、かなり動きも素早く、

餌の食べ方など、飼育をしていると違いを感じます。

 

飼育も少し難しそうです。

 

 

憧れのお魚『アバチャン』

1個体のみの展示となるため、

ぜひお早めに水族館に遊びに来てください。

 

 

お待ちしていますスター

 

 

カエル まゆげ カエル

 

皆さんこんにちは!

きょろたです

 

今週から、飼育スタッフの間で

受け持ち水槽の担当替えがありました!

 

前回は駿河湾大水槽や、ヒカリキンメダイ、

八つ窓水槽などなど・・・

 

深海の生物をメインに担当させて頂いていたのですが、

 

今回の担当はヘンテコエリア!

 

深海系の生物もいますが

メインは熱帯系の生き物たちです!

人気のチンアナゴや、ボロカサゴなど、、

 

中でもお気に入りは、

オサテエビさそり座

カッコいいですね星

 

今まで深海生物の勉強をしてきましたが

また一から、熱帯系、浅い海の生き物について

しっかりと知識を深めたいと思います。

 

 

深海系に比べて、熱帯アリアは病気が出やすく、

コケも生えやすい・・・

 

が、頑張ろう!!!

 

 

 

きょろた

みなさんこんにちは!

ぽんすけです

 

毎日、飼育員が行っている解説イベント。

その中でも平日の15:00から行っている深海や深海生物についてちょっと詳しい解説をする『深海教室』が近日、新しくなります!!

 

 

深海生物についてもっと知ってもらいたいという思いから、飼育員がそれぞれオリジナルで考えた内容のイベントを実施することに!

 

 

どんなことをやっていくかはまだお楽しみということで

詳しくはお伝え出来ないですが、

飼育員一同、新しい解説デビューに向けて準備中…

 

 

皆さんに楽しんで頂けるように試行錯誤をしながら解説の練習をしたり、今年は入社した新人スタッフも初めての解説に悪戦苦闘しながら頑張っています!

 

 

解説はその日に担当する飼育員によって解説の内容がガラッと変わるので何度も水族館へご来館して下さっているお客様も楽しめるはずです!ニヤリキラキラ

 

新しい解説イベントが始まりましたらまたお知らせしたいと思いますので、楽しみにお待ちください!

 

 

 

最後にぽんすけの解説の内容をチラ見せ笑い

 

 

 

 

とある深海生物たちの体の一部です!

これで何の生き物か分かった人はかなりの深海生物通ですね拍手

 

 

みなさん楽しんでくれるよう準備頑張ります筋肉キラキラ

 

ぽんすけ

皆さんこんにちは!きょろたです

 

最近は雨続きでジメジメ、、、雨

くせ毛の私はもう湿気でくるくるしてうっとうしいので、

いっそのことパーマを当ててやりましたニヤリ

 

暑いのは嫌いですが、早く晴れて欲しいものです。

 

 

最近、駿河湾大水槽で暮らしていたタカアシガニが

一個体お空へ、、、虹えーん

 

餌もよく食べていたのに、しっかりと長期にわたる飼育が

出来なかったと反省をしつつ、

せっかく立派な体が残ったので、ハサミ脚を標本に!

 

 

やっぱりデカい!立派ですね~グッド!グッド!

右手は途中で亀裂が入ってしまっていたので、

ハサミのみの標本にしましたハサミ

 

手のひらに収まらないほどのサイズですびっくり

 

全体で約60㎝びっくりマークびっくりマーク

 

こんな巨大なハサミで挟まれたら、人間の指程度なら

一発で滝汗滝汗滝汗滝汗

 

深海はこんなのがうじゃうじゃいるんだと思うと、

やはりワクワクしますね(いろんな意味で)

 

 

現在はオスが2個体、メスが3個体の展示がございます!

 


この夏、頑張って乗り越えようねおねがいスター

 

 

 

きょろた

 

みなさん、こんにちは!

 

アカグツの長期飼育に挑戦し始めて、2度目の夏を迎えています。

 

 

課題は、山積みなのですが…あせる

前年度の反省を活かしながら、今年も禁漁期を乗り越えられるよう、頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

さて、みなさん、少しずつ認知度も上がってきたアカグツですが、アカグツの『エスカ』を見たことはありますでしょうか?

 

ちょうど目と目の間にあるのですが、普段は伸びていないので気が付かない方も多いのではと思います。

 

 

 

 

 

 

 

先日、アカグツ水槽をパッと見ると、なんだか楽しそうに?エスカを振っているアカグツの様子が見られたので、動画に撮ってみましたキラキラ

 

 

 

 

こんなに短いエスカが役に立つのかな?と思いますが、意外と伸び縮みし、細かく振ることが出来るんだなと感心しています。

 

 

 

自然界では、このエスカを利用して、餌となる生き物をおびき寄せているのでしょうか?

給餌の際は、エスカを使う個体と使わない個体が観察出来ていまます。

 

 

落ち着いているから、見られる行動だと思うので、少し安心しました。拍手

 

 

みなさんも、アカグツをご覧の際は、

エスカにもぜひ注目して観察してみてください♪

 

 

 

カエル まゆげ カエル

 

 

こんにちは、Sです。

梅雨入りが近いのか、曇り/雨の多い

沼津です。

 

さて、今日はららぽーと沼津に行って参りました。

 

ご存知の方も多いと思いますが

1F メルカドサマサに大きな水槽があります。

通常の給餌や点検はメルカドサマサのスタッフさんにお願い

していますが、週1回水族館飼育スタッフが点検・給餌・清掃を

行っています。

大きなタカアシガニもいますよ。

 

お食事しながら正面から見るのもいいですが

オススメは

水槽側面から。

奥行き10mの景色。

 

ぜひ見てみてくださいね。

 

飼育長S