足の裏 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

みなさんこんにちは!

 

先日、港に生体を貰いに行くと、

びゅうおの間から戻ってくる底曳き船とその風景が

とっても綺麗で、つい写真を撮ってしまいました。

 

 

 

まだまだ、暑い日も多いですが、

底曳き船が帰ってくる時は、

毎回わくわくします。キラキラ

 

 

 

 

さて、2F催事エリアでは

水族館ではありますが、

ある陸上生物が人気を集めています。

 

 

それが、こちら!

 

 

 

シリケンイモリも人気ですが…

 

 

右側の…ヒラオヤモリです!

 

 

お好きな方が多いですかね?

わたしもカワイイので好きです♪

 

 

 

 

 

 

 

でも、何より驚いたのが、

この足の裏の構造です。

 

入社したての頃、副館長に教えて頂き、

とっても驚きました。

 

 

ヤモリの足の裏側ってみたことありますか?

見た目だけでも意外とインパクトがあります。

 

 

実は、繊毛と呼ばれる

細かい毛がたくさん生えていて、

さらにその毛の先が、壁面に接しやすい

ヘラ状の形になっています。

 

毛は何億本も生えていると

言われています。

 

 

そのたくさんの繊毛が壁面と接することで

「ファンデルワールス力」という、

分子と分子の間に働く引力が生じ、

くっつくことが出来ているのです。

 

 

 

なんだか、

難しい説明になってしまってしまうのですが、

とにかく吸盤でもなく、

粘液でもなく、

繊毛、毛でくっついていることに

私もとっても驚きました。

 

 

運が良ければ、水槽前面にはりつく

ヤモリの足裏を見られるかもしれません。

 

ぜひ、注目してみてください♪

 

 

 

カエル まゆげ カエル