大食いのんびりマン | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちは!

いぺおです!

 

毎月食費に上限を設けて節約...

なんて事をしている人は多いと思いますが、

私もその1人です。

ですが実はここ1ヶ月の食費を計算したところ

なんと!!

1万円を切っていました!!

 

もちろん1日3食、あわよくば夜食もしっかりと

食べております。

それは単に少食なのでは?と思われた方も

いるかもしれません。

 

私は男性の中でも大食いと呼ばれる側の人間で、

静岡県名物「さわやか」でハンバーグを食べ、

二郎系ラーメンにハシゴするくらいには胃袋が大きいです。

(もちろん麺は全マシです!!)

 

そんな私がなぜそこまで節約できたのか...

自分でもよくわかりませんがきっとうまいこと

安い食材のみ買い込むことに成功していたのでしょう^^

(ラーメン大好きなのでみなさんお気に入りのお店を教えてください^^)

 

あまり関係ない話ばかりだといずれ怒られそうなので

ここからは生き物のお話です!

 

 

 

今回お話しする生物は「大食い」繋がりということで、

当館で一番の大食いだと思われるナヌカザメです。

 

↑タカアシガニの足にもたれぐーたらしています(笑)

大食いでのんびりぐーたらしているなんてまるで休日の私ですね^^

 

現在駿河湾大水槽にて展示中のナヌカザメですが

この子達、

どれだけ餌を与えても満足することなくいくらでも

食べ続けようとするんです。

 

あまり与えすぎると食べたものを吐き戻してしまったり

消化不良を起こしたりと、

なにも良いことがないので様子を見つつ

程よい量を与えるようにしています。

 

不思議なことに食べる量が少なくても

他の生物を食べようとすることは滅多にありません。

先ほどの写真にも写り込んでいるコチラの彼、

ユメカサゴなんか正直言って絶好の獲物だと思います。

他の生物が来ても動かずただジッとしているだけですから...

 

それでなくとも大水槽の中には素早く泳ぎ回るような生物はいません。

 

そんな環境下でも他の生物を食べないのは

「彼らを食べてはいけない」というモラルがナヌカザメの中にあるのか

はたまた単純に美味しそうに見えないからなのか...

(実際のところユメカサゴはめちゃくちゃ美味しいです)

 

 

真相は不明ですが、とりあえず

そんなんで自然界で生きていけるのかい??

と日々心の中で疑問を抱いている私なのでした。

 

 

 

いぺお