タカアシガニについている○○ | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさん、コンニチハ。

 

今日は、雨が降り

本当に寒いですね。雪だるま

 

もう春が来たと思ったのに。桜

はやく暖かくなると良いですね。

 

みなさんも体調にお気をつけください。

 

 

さて!昨日、大きなタカアシガニが

駿河湾大水槽に新たに搬入され、

水槽はとても賑やかになっています。

 

タカアシガニは大きくて

格好良くて

すごく魅力的な生き物なんですが…

 

ですが!!

 

 

 

タカアシガニが搬入されると

タカアシガニについている

あの生き物をついつい

探してしまいます。

 

 

 

あの生き物とは!そう。

ヒメエボシガイです。

 

 

2Fで展示している

ミョウガガイと同じく

蔓脚類(まんきゃくるい)の仲間で、

 

タカアシガニなど

甲殻類の甲羅やエラなどに

寄生しています。

 

 

羽のように広がった蔓脚を使って

プランクトンを捕えます。

 

 

 

たくさんついているとこんな感じ。

 

 

 

 

エラにまでびっしりと寄生している時もあり

カニは息苦しくないのかな?

なんて少し心配にもなります。

 

 

 

 

 

わたしは、この蔓脚類の

フォルムがとても好きです。

 

主役にはなかなかなれないですが、

美しい。

すごく綺麗です。

 

そして生態もとても面白いです。

 

 

 

搬入された個体の甲羅には

ヒメエボシガイがびっしり。

嬉しいですチョキ

 

 

ぜひ、探してみてくださいね。

 

 

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