可愛いの基準とは | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

今日も底曳き網漁が出漁していてバタバタしている飼育員。

私ナメタケです。

 

昨日のブログでも紹介している『女性飼育員が選ぶ

カワイイ魚 展 ですが、実はナメタケは選ばせてもらえませんでした。

 

経験不足は納得できるのですが、他の理由がもうひとつ。

 

それは『ナメタケのカワイイは信用できない』だそうです。

 

そんなことを言われ始めたのはこの魚が発端でした。

 

その魚は…

 

イッポンテグリ!

 

 

か~わいい~~~~!!

 

 

エキゾチック~~~!!!

 

かわいいのはもちろん、カッコよさも兼ね揃えてませんか。

 

色は地味なのにどこか奇抜で派手。

 

搬入当時から魅力的な魚だと思っていたのですが、

他のスタッフが

『えっ…』

『イッポンテグリが?かわいい??』

『口がちょっと…』

 

と、少々遠巻きにされました。

 

カワイイの基準とは一体。

 

考えた結果…

 

カワイイは、好みの問題だということ。

人によって好みは違うのです。

 

 

しかし今後のためにも、一般的なカワイイを理解する必要性を感じたナメタケでした。

 

 

ナメタケきのこ