はなはだ雑ではあるけども。
なんだかんだで見に行ってしまうこのシリーズ。今回はいつも助けてもらうばかりの人間が、共闘させてもらうところまで行ったのが大きな進化だ。ガシャンガシャン変形する超合金的なキャラばかりだけど、物語は浪花節的な展開ばかりで、そこに惹かれてしまう。オプティマスプライムなんて、昭和の剛腕オヤジにしか見えないもの。
いつまでやるの?
すごいスケール感と、脇の脇まで豪華すぎるジャニーズ以外の有名俳優。ヒットしてるし、いくらでも物語は続きそうだけど、いつまで国民がこのジャンプ的な明快過ぎる展開と、大沢たかおのキモさに耐えられるだろう。なんだかんだ全部見てるんだけど。予告でやってた沈黙の艦隊の大沢たかおも将軍に見えて仕方なかった。
どこだって、変わらへんな。
アフリカ、シベリア、バングラディシュの僻地で、子供たちを教える教師たちのドキュメンタリー。子どもから学びを奪うのは、貧困や住環境、社会制度といった大人の事情。そこを切り開く武器を与えてくれているのが先生だと思うし、これだけ千差万別でもそこは共通してる。あと、先生が一番嬉しいという「子供が新しいことを知ったりできるようになった瞬間」「子供の目の輝き」時代も環境も関係なく、一緒なんだなぁと改めて感じた。教育って意義あるしごとやなぁ。
長すぎんねん!
タイトルも尺も。たしかに御年61歳がやるアクションちゃうで。多分だけどこの2作でトムクルーズ版は終わるんやろう。でもそれにしたってやり過ぎだろ。物語もアクションもいろんな意味でしっかりミッションインポッシブル。ただ年取ると長尺はしんどいのはトムもわかるはず!水戸黄門は2時間スペシャルとかやらんかったやろ。
これを、君たちはどう見るか?
引退作だというこの物語を、全く先入観なく観客がどう見るか?そこを試されている気がした。ファンタジーの世界に軸足は置きながら、誰にでも腑に落ちる部分のある物語を提供し、それが強固なブランドを構築したスタジオジブリ。そのイメージを壊す可能性のあるチャレンジという意味ではすごいけど、ホントはコレがやりたかったと言われるとなぁ…。夏休みのファミリー向けでないのは間違いないので、子どもと約束はしないほうがいいかな。
設定はおもろいねんけど…
日々1秒ずつ人生を損している人が、1日分貯まると払い戻してという、藤子不二雄F作品的な少し不思議な物語。台湾のオリジナルを見た時もそうだったけど、その1日の使い方と設定の粗にイライラと不満がたまるんだよなぁ。さらに日本版は主人公の岡田将生や周りのキャラになんの共感も持てなくて、何度時計を見たことか。これを見てた時間の方が損した感じや…。
う〜ん。
様々な事情とゴミを抱えた人たちを巡るオムニバスコメディ。他人のゴミが本人にとっては財産だったり、ダメだとわかってもやってしまう人間の弱さだったり、業の部分を描けるテーマだったんだけど。主人公が魅力的でなく、影が薄いのがなぁ…。複数のエピソードを紡ぐ共通項としてしか機能してなかったのが、もったいない。あ、その気持ちが断捨離とは逆か。
よお、できてる!
不倫相手を殺した容疑をかけられたIT社長の別荘にやってきた弁護士。無罪にするために、真実を話して下さいと物語がスタートする。告白や証言、推理にあわせて展開していく事件のシーン…二転三転どころか、もう何も信じられへんわ(笑)
頭の中が右往左往!騙されることを快感として愉しむ映画かな。
ええんちゃう?
時間つぶしに他の作品がなくて、公開2ヶ月してから見た1本。大人向けというわりにはミステリーとしては粗が多く、なんで〜というシーンだらけ。特に新一の頭脳はともかく身体能力がすごすぎて、笑えるレベル。ただアクション娯楽作としては楽しめる内容で、毎回のヒットもうなずける。コナンだからええねん、そのレベルのシリーズになってきてるよね。
素直にお疲れさま。
レイダースは81年だそうだから42年。僕らの冒険心のみなもとインディ・ジョーンズシリーズを終わらせるための作品。長いし、80歳にやらせたらあかんやろみたいなところも多いけど、最後だし!感がたっぷりで温かく見守りたい。何度聞いても心躍るあのメロディも最後まで堪能した。そうだよな、会いたかったんだよな、あの人に。