そうそう、こういうの!
竜巻に突っ込んで戦う、シンプルな映画。調べたら1作目は30年近く前。牛とか車が巻き上げられて飛んでいくCGに度肝を抜かれたのとノベルティで配られていたスノードームみたいなやつはよく覚えている。あの頃から多分技術はものすごく進化してるんだろうけど、物語はほぼ変わらないのがいい。予測不能な自然災害というモンスターに科学と勇気で立ち向かう。いろいろなもんと一緒に、ボクの憂鬱も吹き飛ばしてくれたら良かったのに…
痛快!
1970年の寒村を舞台に、こんなスカッとするアクション映画を撮れるとは!海が汚れて貝が取れず、生活のため密輸品の受け渡しに手を染める海女のおばちゃんたち。騙し騙されの展開もよかったけど、最後の海中戦での無双さは気持ちよかった。トーンや音楽もレトロな感じで、韓国作品だけど昭和感バリバリ、あの頃の東映の匂いのする映画だった。
そういうのは、他でやってくれ!
元男の子だからだろう。レース映画は好きだ。最近だとRush、フォードvsフェラーリ、グランツーリスモ…ワイルドスピードのヤンチャすぎる感じはいらんけど。これはフェラーリ草創期の物語だが、ノイズが多すぎた。オーナーの隠し子問題、経営の大変さ、マスコミとの戦い、悲劇…なんか不必要な要素を加えて、カラッとしたい観客をどよ~んとさせる。嫌がらせか!もっと気持ちよく劇場をでたかったのに。
これは…
予告編ではちょっと期待してた。奥手な女教師モノ、そしてミステリーっぽい雰囲気。フタを開けてびっくり。登場人物に誰一人共感できる部分がない。風間俊介がやった男が鬼畜なのは置いといて、その周りの女たちの行動が全く理解できない。男とか女とか、昭和とか令和とか、そんなことの前に人間としてそれしか道がないか?周りに相談できる存在はないのか?見ていてひたすら不快だった2時間。なぜこれを映画化したのかが、一番疑問だ。
大人向けだぞ、これ。
ライリーという少女の頭の中にいる、喜びや悲しみといった感情の物語。9年前の1では喜び、悲しみ、怒り、ムカムカ、ビビりと5つの感情だけだったが、中学生になり思春期モードが発動、心配や恥ずかし、ダルい、いいなあ、という感情が追加され、そこに行動を支配される様子が、ピクサーならではの冒険物語に重ねられている。まとめ方はベタでちょっと嫌だったけど、続きを見たいなと思った。大人になり、子供を産み、年寄りになったライリーの中にはどんな感情が生まれてくるのだろう?本編にも出ていたなつかしだけでなく、プライド、いつくしみ…自分に昔なかった感情が芽生えているのを感じた。あと心配にコントロールを奪われて心を亡くしているシーンも印象的だった。忙しくていいことない。心に余裕を持って生きて行きたい
う〜ん。
全く情報なかったけど、公開後のあまりの評判の良さに見に行った作品。60分ちょいの作品だから1700円という特別興行だったけど、自分のような割引チームや学生は普段より高い。まあそれは置いといて、小学生から学級新聞に4コマ漫画を描いていた少女と、それがキッカケでアシスタントをすることになった引きこもりの同級生の二人三脚の物語。漫画を生み出す苦労と続けていく葛藤が描かれていて、知り合いは「漫画家100%落涙」と書いていた。ただ漫画家じゃないし、アニメにも詳しくない自分には響かなかった…というかアニメファンがハードルあげすぎやわ
自分があかんわ。
吉田鋼太郎演じるオヤジが、成人した3人の娘にヤキモキするファミリーコメディ。ドラマがあったそうだが全く知らず、料理と家族の物語という予告を見て楽しみにしていた。キャラ設定や関係性、お決まりの演出など、ドラマを見てたらわかるんだろうという部分は所々あったが、初見でもそれなりに楽しめた。娘はいないけど、思いっきりオヤジな自分には、吉田さんの言動がとてもしっくりくる。ラストの「幸せになってくれてありがとうございます」は染みたけど、こんなストレートな物語で泣けなかったのは今の自分の側に問題があるからだ。幸せを感じるには、心に余裕をもたないといけない。そんなことを気づかせてくれた。
アップダウンの激しい映画や。
原作は買いこそしなかったが、コロナ禍で新聞広告を見て気になっていたので、映画化を聞き、ちょっとだけ楽しみにしていた。AIで過去の偉人たちを再生し、日本を立て直してもらうという力技ファンタジーだけに、粗さは覚悟していたけどそれ以上。メイン3人と龍馬はともかく、他のメンバーの描き方も役割も雑すぎ!見る側を馬鹿にしてんのか?とムカムカする展開に。ただクライマックスの家康の長尺演説はこの手の映画では珍しい強いメッセージに共感した。ただ、伝えたい若者が見てくれるのかは疑問だけど。
映画館で正解!
名前だけは聞いたことがあった長岡大花火のドキュメント。地元の企業からお金を集めて作った作品らしく、前半は歴史資料館の映像みたい。特に中学生の空襲もの演劇を長尺で見せられたのはつらかった。
でもラスト30分は本当に圧巻だった。日本有数のスケールの花火の空撮はもちろん、燃えカスがバンバン降ってくる打ち上げ現場の絵は大迫力。昔「打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか」って映画があったけど、圧倒的に下だ!観客が見たことがないものを代わりに見せてくれる映像の力。絶対に見るならテレビやPCではなく映画館だ。
…というか、やっぱり本物を観に行きたい!あの、音と音圧を肌で感じたい。今年の8月3日は無理だから、来年!


そりゃそうだよな。
88歳で小説を書くのを辞めて、のんびり、でも鬱々とした日々を送っていた佐藤愛子さんが、こちらも時代遅れのおっさん編集者に出会い、共に生きがいを見つけていく話。共感するポイントはたくさん、でも愛子さんのほうはまだ40年も先で全く実感わかない。専ら唐沢寿明演じる昭和編集者に自分を重ねた。出世は興味ないけど、現場は好きで、それなりに努力もしているし、実績もあるつもり。でも社会の大きな流れには贖えず、さらに会社の中での意思決定や空気からの疎外感をヒシヒシ感じる。家族は愛してるけど、子育てがうまくいってる自信はない。悩めるおっさんに大先輩からのアドバイスはシンプル「周りにちょっと迷惑かけても、自分のやりたいことをする暴れ猪でいい」もうひと暴れさせてもらうか。