暑くなればなる程エアコンというものは壊れやすくなるものです。
それほど暑くない初夏に正常に動いてたとしても、どこか不具合のあるエアコンや古いエアコンは暑くなると途端に壊れてしまう場合もありますので、注意が必要です。
10年以上経っている古いエアコンはいつ壊れてもおかしくないという事は覚えておきましょう。
当社も、ここ数日修理に取り換えにと大忙しで、一件でも多く修理に行きたいのはやまやまなのですが、とても追いつかない状況で、お客様からのせっかくのご依頼を断らざる負えない状況です。
そんな故障して動かないとか冷えないというエアコンですが、もしかしたらちょっとした事で直ってしまう場合もあります。
まず最初に試して頂きたいのが、コンセントを抜いて一旦リセットしてみるという事です。
何かの拍子で一時的に電装部品に不具合がでた場合はこれだけで直る場合があります。
コンセントのない室外電源タイプの場合はブレーカーそのものを落としてみましょう。
もうひとつは、室外機の点検です。
室外機のフィンが汚れていたり室外機の周りに物が置いてあって熱がこもってしまう状況でもエアコンはエラーを出して止めてしまいます。
室外機のフィンを歯ブラシなどで水洗いして見ましょう。
高圧洗浄機があれば最高です。
でもあまり派手にやりすぎると電装品に水がかかって壊してしまう場合がありますので、あくまでもフィンのみの洗浄として下さい。
このフィン洗浄は、効きの悪いさも多少改善する事が出来ます。
それとよくあるのが水漏れです。
ドレンホースが詰まったり室内機のドレンパンが汚れたりすると、本来屋外にホースで出されるはずの水が室内機から漏れてしまいます。
こう言った場合簡単に出来るのは、屋外にでてるドレンホースの先端から空気を入れたり吸ったりして詰りを取り除くという事です。
但し、外側から口で勢いよく吹いたりすると、室内機側から汚れた水が噴き出したりしますので、気をつけてください。
吸う場合は、掃除機の細いホースを密着させ吸い出す方法もあります。
こんなものもホームセンターで売ってたりします。
お客様方で出来るのはこのくらいですかね。
あくまでも、お客様自身の責任の上で行って下さいね。
いずれにしても、一度修理屋さんに診てもらう事は必要となりますがね。