こんな記事がありました。
金本監督が「2月のキャンプイン初日で筋トレ不足な者は強制送還などのペナルティーを科す」と言ったという記事です。
実際そんな選手いるんでしょうか?
みんなプロなんですから、言われなくてもやるでしょう。
それについて、まるで選手を信じてないような「練習不足な奴にはペナルティーを科す」的な発言をするというのもおかしいと思います。
どうも、「監督が厳しく鍛える。」「選手はやらされている。」みたいな流れを感じてしまいます。
こういう事ばかり言っていると、選手が個々に考えて練習をする前にでしゃばり監督の余計なプレッシャーを感じてしまって目標を見失ってしまいそうです。
そうしなきゃ練習しないような選手は既に終わっていると思います。
監督やコーチの役目は技術を教えたり練習のアドバイスをしたりとあくまで補佐的な事だと思います。
チームを強くするために監督やコーチが厳しく鍛えて強くなれば、こんな単純で楽な事はありません。
身体を強くして練習量を増やしたって、必ず上手くなるとは思いません。
逆にそれで違う芽を潰してしまう事もあるでしょう。
厳しく練習させて強くするという単純な発想が若手が伸びない原因かもしれませんね。
だから阪神の選手は、一芸に秀でた選手が出てこないのだと思います。
レベルこそ違えどみんなタイプが同じ様な気がします。
長距離砲・走塁のスペシャリスト・守備のスペシャリスト、ピッチャーで言えば速球派・技巧派など球界を代表するまでいかなくてもそれに名を連ねるような選手は残念ながらいません。
強い身体を作って長打力をつける事ばかり重視している監督があまりでしゃばるのはどうでしょうね?
選手に自由にやらせて、やらなきゃふるい落せばいいだけの事でしょう。
そこで監督やコーチが的確なアドバイスをする事は必要ですが…。
何にしても、実のあるキャンプにしてほしいですね。