昨日、4方向吹き出しタイプの天井カセット型エアコンの水漏れ修理依頼がありました。
そこで今日は、水漏れの原因と修理について説明したいと思います。
まず、エアコンというものは、冷房時には必ず室内機の中で結露水が発生します。
エアコンを使うと部屋の湿度が下がるのは、この水が出るからなんです。
この結露水は、天井カセット型エアコンの場合ドレンポンプというものを使い機械の上に吸い上げ、そこから配管を通って外に排出されます。
ではなぜ水漏れが発生するのでしょうか?
まず第一の原因は室内機の汚れです。
室内機の中のホコリやカビ・無視の死骸なんかがドレンポンプにつまりドレン水が汲み上げられず、ドレン水の溜まるドレンパンから溢れてしまうからです。
そしてもうひとつ多いのがは、ドレンポンプそのものの故障です。
その他にも、配管の詰まりや凍結など原因はありますが、今回は特に多いこのふたつに限定して話を薦めたいと思います。
でも、これだけでは普通は水漏れは起らないんです。
というのは、もし上記のような不具合でドレンパンに水が溜まって溢れそうになると、通常は水位センサーなるものが働き、機械を止めてまうからです。
機械が止まればそれ以上のドレン水は発生しませんから、水漏れを未然に防ぐ事が出来ますからネ。
なのに水が漏れるという事はこの水位センサーが壊れてしまっている事を疑う必要があります。
こうっなってしまったら、水位センサーの交換となります。
水位センサーはドレンパンの中にあり、パネルとドレンパンを外しての交換作業となりますので、どうせドレンパンを外すのなら水位センサーと一緒にドレンパンの中にあるドレンポンプも一緒に交換することをオススメします。
ドレンポンプも消耗品ですからね。
ついでにドレンパンの清掃もやっちゃえば、一石三鳥です。
ここまでやっておけば、暫くは水漏れの心配はないでしょう。
水位センサーだけ修理して、しばらくしてドレンポンプが故障してまた交換修理なんて事になったら作業費は2倍です。
こんなことは避けたいですよね。
このようにエアコンに限らず機械関係の修理は、ついで作業として壊れそうな消耗品の部品も一緒に交換するという事も考えたいですね。
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