連日、甲子園で熱戦が繰り広げられていますね~。
最近の高校野球は、力と力の単純なぶつかり合いだけでなくなってホント面白くなってきました。
でも、やっぱり高校生らしからぬどうこうと文句も出ているようです。
私はいいと思うんですけどね。
東海第四の西嶋君の超スローボールも「投球術とは言えない」なんて言われてましたっけネ。
そんな事言ったら、「フォークやスライダーのような変化球はいいの?」と言いたくなってしまいます。
全部が全部、超スローボールを投げているわけではないんですから。
そしてもうひとつ批判がちらほら出ているのが、健大高崎の機動破壊野球です。
なんともカッコイイネーミングです。
何故批判が出ているかというと、野球にはアンリトン・ルールという物があり、これはルールブックに書かれていないルールという意味なんですが、その中に「大量リードの場合は盗塁はしない」というものがあるそうです。
メジャーリーグなどでは、このルールを破ると報復死球を受けるそうです。
他にも大量リードの時は送りバントもしてはいけないなんて事もあるみたいです。
これってどうなんでしょうか?
確かに何にでも暗黙のルールというのはありますが、だいたい相手に対して失礼な行為だったり、廻りに迷惑をかける行為などの禁止事項だったりだと思います。
今回の健大高崎の機動破壊は、別に相手に対して失礼だったりはしないと思うんですけどね~。
型にはめられた高校野球よりよっぽどいいと思います。
強打者がいない打線でどう得点をしていくかと考えれば、おのずと機動力を生かす戦術となっていくのではないでしょうか?
まあ、高校野球の見方も人それぞれです。
高校球児らしく爽やかに、投げるボールはみんなストレート、得点は打って送ってスクイズで、なんていうのが好きな人もいるでしょうしね。
全国にはいろんなタイプのチームがあると思います。
超強力打線のチームや投手力が強いチームまたは鉄壁の守備を誇るチーム。
今大会の健大高崎のような機動力野球のチームだってあるでしょう。
そんなチームが戦ってどっちが勝つんだろうなんて思うとわくわくしませんか?
そしてどこが優勝するんだろうなんて考えると、高校野球も面白くてたまりません。
似たり寄ったりのチームが同じような戦術で戦っているのを見ても、「青春だな~」と感動するだけです。
まあ、それはそれでいいんですけどネ。
今回、健大高崎の機動破壊野球がどこまで通用するかホント楽しみです。