エアコンには必ずあるものが圧縮機です。
冷媒を圧縮するエアコンの心臓部のようなものですから、これが壊れるとエアコン1台買える位の修理代がかかってしまいます。
絶対壊したくないですよね。
圧縮機の寿命は運転時間20000時間と言われていますが、使い方によっては寿命前に壊してしまう場合もあります。
それが圧縮機の加熱運転なんです。
どのような時に加熱運転になってしまうかというと、それは冷媒が少ない状態で運転をした場合に加熱運転となってしまいます。
冷媒ガスが一気に漏れてエアコンの低圧保護装置が働いて運転を停止してしまうのであればまだいいのですが、微量な漏れで低圧保護装置が働かないまま運転し続けるのが一番ヤバイんです。
当然、圧縮機は冷媒ガスが少ないまま低圧運転を続けます。
そして圧縮機は加熱し続け、いずれは圧縮機を壊してしまうんです。
車のオーバーヒートみたいなものですね。
エアコンの低圧異常のセンサーは圧縮機を壊さない為のものなんですよね。
この低圧運転の見極めは、圧力計を付けて確認したり冷媒管の温度を計ったりしなければわかりません。
でも、「冷媒が少ないんじゃないかな」と予想する事はできます。
それは、エアコンの効き具合です。
フル能力で運転しても冷たい風がでない場合は冷媒が少なくなっている可能性が大です。
そんな時はエアコンを使わずにすぐに修理依頼しましょう。
冷えが悪いからといってフル運転で使い続けたら、圧縮機がチンチンに高温となり圧縮機を壊してしまうかもしれませんよ。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
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