一般のユーザー様がエアコンを見る機会というのは、殆ど量販店ですよね。
あまり知られてないのですがルームエアコンは、なぜか同じタイプで2種類の品番が存在します。
ダイキンの一番安いタイプの6畳用の場合、量販店で売られている品番は
AN22NESで我々空調工事店ルートで売られているの品番はS22NTESとなります。
さらに、家電量販店K島さんの場合はオリジナル品でAN22NKSとなります。
このK島さんオリジナルは、お出かけ運転なる機能が付いているみたいです。
これは、外出中に省エネ運転をしておいて帰って来た時に素早く部屋を冷す事が出来るという機能だそうです。
節電がはやってる昨今、外出中にエアコンを運転しておくという、的外れな機能だと私は思うのですけど…。
さて、ダイキンのK島さんオリジナル品以外のANから始まる機種と、エアコン工事店ルートのSから始まる機種では本当に同じなんでしょうか
実は違いがあるんです。
エアコンを設置する場合条件として、室内機と室外機との距離があります。
ここなんです。
ANシリーズの2.2kwタイプ~2.8kwタイプまでの場合は配管長10m高低差10mですが、Sシリーズの場合は、配管長15m高低差12mなんです。
さらに3.6kwタイプ以上になるとANシリーズの場合は配管長12m高低差10mですが、Sシリーズの場合は、配管長20m高低差12mなんです。
たとえば、室内機が3Fで室外機が1FでもSシリーズであれば設置可能なんです。
基本同等能力なのですが、どこか違うことは間違いなさそうです。
配管長が長いほど、能力は多少落ちますから、例えば配管長が10mだった場合、Sシリーズのほうが能力は上がるし寿命も長いのではと思います。
静岡県沼津市のエアコ工事専門店。
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