【し】神護寺(じんごじ) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

公辞苑(ハムじえん)【第二版】

吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

神護寺・・・

京都市右京区梅ヶ畑高雄町にある高野山真言宗の遺迹本山の寺院。

山号は高雄山、本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂。

もとは「高尾山寺」といい、和気氏ゆかりの寺院で、最澄が法華経の講義を行ったり、空海が一時住したことなどがあった。

9世紀前期に、同じく和気氏ゆかりの「神願寺」が合併し、神護寺の基礎が形づくられた。

一時衰えるが、12世紀に文覚が再興。

応仁・文明の乱以降にも衰え、1547年に全焼となるが、豊臣氏や徳川氏の援助で復興される。

 

 

 

 

京都には何度か行っていますが・・・

神護寺には行ったことがないです。

まぁ、地図を見ますと、京都市と言いましても・・・遠いですからね・・・。

 

 

今回、記事で取り上げたのはコチラ・・・

東京国立博物館で開催されている神護寺の特別展に行ってきました。

 

創建1200年記念 特別展

神護寺 - 空海と真言密教のはじまり

 

 

 

神護寺と言えば・・・

「神護寺三像」と呼ばれる三幅の肖像画が有名です。

その三像の一つが「伝源頼朝像」で、我々が学生の頃は歴史の教科書によく掲載されてました。

外は「伝平重盛像」「伝藤原光能像」で、これら3つで「神護寺三像」でう。

なお、3つとも展示されてました。

 

ちなみに、「神護寺三像」・・・ちょっと前にどこかで見たなぁと思いましたら・・・昨年の10月に同じ東京国立博物館で見たばかりでした。

 

まぁ、個人的には「伝源頼朝像」の絵は大好きなので、何度見ても文句なしです。

 

 

 

基本的に展示物の撮影はできませんが・・・

会場の最後にあるコチラ・・・

「二天王立像」と高尾山との扁額は撮影OKです。

二天王の像は12世紀・・・平安時代の作らしいです。

これだけ古いものが撮影OKなのは感激です。

 

そして、二天王に踏みつけられた邪鬼が、いとおしいです。

 

 

 

ちなみに、看板に出ている仏像が、お寺の御本尊である薬師如来立像で、こちらも会場で展示されてます。

見ての通り・・・花田虎上さん(3代目 若乃花)にチョット似てます。

 

 

 

 

<ご参考>