やまと絵・・・
倭絵、大和絵、和絵。
唐絵(からえ)と対をなす語として平安時代から用いたが、語義は時代とともに異なる。
本来は日本の風景や風俗を描いた絵画であったが、外来美術(唐絵等)の理念や技法との交渉を繰り返しながら発展した。
本日、午後休をいただきまして、東京国立博物館の特別展を見に行ってきました。
特別展 やまと絵 受け継がれる王朝の美
実は、10月29日(日)に見に行くつもりで、日にち指定のオンラインチケットを購入してたのですが・・・
いざ行ってみますと、誤って前日の10月28日のチケットを購入してたことが判明!!!!!!!
・・・有効期限切れのオンラインチケットをうらやみながら、泣く泣く帰った次第です。
で、平日は日にち指定チケットを購入しなくても入れるので、午後休を取って行った次第です。
この特別展の会期は12月3日までなのですが・・・
半休を取ってまで、早々に行ったのには訳があります。
この展覧会では、いろいろな絵が展示されますが、期間によって一部の展示物が異なるんですよね。
今回の展示物の目玉の一つとして、神護寺三像があるのですが・・・
この展示期間が10月24日(火)~11月5日(日)と ひじょうに短期間な訳でして・・・
そんなこともあって、慌てて行った訳です。
神護寺三像・・・
京都の神護寺が所蔵する三幅の肖像画で、国宝に指定されている「伝源頼朝像」「伝平重盛像」「伝藤原光能像」と呼ばれる像のことです。
(下の画像はネットから拾ったもので、特別展会場は撮影できません)
伝源頼朝像
伝平重盛像
伝藤原光能像
それぞれ 源頼朝・平重盛・藤原光能が描かれた像と伝わってきたのですが・・・
近年の研究では、それぞれ 足利直義・足利尊氏・足利義詮ではないかとの説も出て、今では論争が続いているようです。
だから、みんな「伝・・・像」なわけです。
論争はさて置いて・・・
我々の世代の歴史の教科書では、源頼朝と言えば、この絵が載ってましたから・・・どうしても実物を見たかったわけです。
この絵を見る限りは、男前ですよね。
まぁ、その男前が、源頼朝から足利直義になっただけかもしれませんが・・・。
こられの他に、平家納経、源氏物語絵巻、信貴山縁起絵巻、地獄草紙、餓鬼草紙、病草紙、鳥獣戯画、一遍聖絵、紫式部日記絵巻、平治物語絵巻、土蜘蛛草紙、福富草紙、百鬼夜行絵巻 などが個人的には面白かったです。
(但し、鳥獣戯画の有名な甲巻の展示は終わってました)
<オマケ>
源頼朝か足利直義か分かりませんが、男前・・・
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の源頼朝・・・大泉洋さん・・・
大河ドラマ『太平記』の足利直義・・・高嶋政伸さん・・・
・・・・・・・・・・・お・・・・お、男前です・・・。