【え】役小角(えんの おづぬ、えんの おづの) ;大阪近郊の旅⑧ | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

役小角・・・

生没年不詳。

役行者、役の優婆塞ともいわれる。

7世紀末、大和国葛城山に住した呪術者。

山林修行して孔雀王の呪法を修習した結果、呪力を得たとする。

文武天皇3年(699年)、妖言によって人をまどわすと讒言され、伊豆に流される。

平安中期以降、役小角の伝説は山岳宗教の修験道と結びつき、やがてその開祖とされた。

 

 

 

 

 

9月23日~25日に大阪の方に行ってきました。

でも、大阪市は回らず、大阪市近郊の周辺都市を訪問・・・

初日は吹田、二日目は岸和田を回りまして・・・

三日目の25日は東大阪市の石切というエリアを訪問しました。

 

 

 

前回の石切劔箭神社を回った後・・・

参道商店街の続く坂道を東へ600m程度 登って行き、商店街が尽きてしばらく行ったところ・・・

目的のお寺の参道に辿り着きました。

 

お目当ては千手寺という真言宗のお寺です。

寺伝によると役小角による創建。

平安時代には、空海がここで修行したとの話もあり・・・

在原業平により再興されたとの話もあるそうです。

 

小さいお寺なんですが・・・

有名人との関わり合いが多いですね!

 

・・・まぁ、あくまでも寺伝によるものなので、何とも言えませんが・・・。

 

 

 

そうそう、生駒山麓にあるお寺ですが・・・

役小角は、生駒山に住む鬼の夫婦を改心させ、従わせたそうで・・・

それが前鬼・後鬼という鬼で、役小角の像や絵画に一緒に描かれる程の存在です。

 

生駒山には色々な逸話がありますね・・・

ここのお寺の創建が役小角なのも、よくできた話かと思います。

 

 

 

 

なお、今回の旅の観光は、ここで終了です。