【す】水道(すいどう) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

水道・・・

①水が流れる道筋。水路。

②上水道または下水道。ふつう上水道をいう。

③人々に水を供給するための施設の総称。

④海または湖の陸地にはさまれて狭くなった所。海峡。

⑤鷹の首から胸のあたりまでをいう。

 

 

 

 

2月の頃の話になりますが・・・

東京都水道歴史館という博物館に行ってきました。

今の職場はお茶の水近くなのですが、この博物館もその近くにあります。

最寄りの駅は、御茶ノ水駅もしくは水道橋駅なので、まさに水のための博物館です。

主に江戸時代以降の水道の歴史が展示されています。

 

 

 

まずは、2階の江戸時代エリア・・・

 

「木樋」と呼ばれる木の水道管を使って、上水が運ばれていたようです。

こういったものが地中に埋められ、運ばれていたようです。

江戸時代の技術って、凄いですよね。

 

下の真ん中のものは地中に埋められていた上水井戸です。

木樋で運ばれた上水は、竹でできた「竹樋」を通って、上水井戸に貯留されたそうです。

上水井戸の貯留槽の穴に竹樋が通っていたのだと思います。

 

こちらが、その竹樋です。

 

なお、上水路は川の上を橋のように通ってたところもありまして、それが「懸樋」と呼ばれていたそうです。(下は、懸樋の模型と絵です)

懸樋は、木樋や石製の「石樋」などでつくられていたそうです。

水道橋あたりにも、この懸樋があったそうで、それが地名の由来のようです。

 

樋による水路だけでなく、大元の玉川上水などの展示や、江戸時代の水場の生活風景なども展示されてました。

 

 

そして、1階ですが・・・

個人的には、2階の江戸時代の展示物で江戸時代の技術の高さを思い知り、それでお腹いっぱいで・・・

明治以降のものは、モダンレトロ的なものだけにチョット目が行くだけ・・・

 

・・・それと、ダム!(模型ですが・・・)

 

 

 

ちなみに、この歴史館の外に公園がありますが、公園内には石碑・・・江戸時代の石製の水道管・・・の復元物がありました。