聖徳太子・・・
敏達天皇3年(574年)~推古天皇30年(622年)。
飛鳥時代の皇族、政治家、宗教的思想家。
用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。
厩戸皇子、豊聡耳皇子、上宮王ともいう。
なお、「聖徳」は太子の死後に贈られた諡号。
聖徳太子は622年に亡くられていて、今年2021年は1400年遠忌に当たります。
そんなこともありまして、今年から来年にかけて、聖徳太子のイベントが開かれているようです。
その中の一つ・・・
サントリー美術館で開催されている聖徳太子の特別展へ、この間の土曜日に行ってきました。
千四百年御聖忌記念特別展
聖徳太子 日出づる処の天子
実は、7月に東京国立博物館でも、聖徳太子の特別展がありまして、そちらに行ってきましたが、もちろん内容は異なってました・・・
展示スペースが異なりますからね。
東京国立博物館の展示内容は、法隆寺を中心とした奈良のものの展示が多かったと思います。
それに対し、サントリー美術館の方は、大阪の四天王寺の所蔵しているものの展示が多かったです。
聖徳太子が丁未の乱(物部守屋の乱)の際に戦勝を祈願して四天王を作り、戦勝したので四天王を安置する寺院を建立したのが四天王寺です。
なお、展示内容はこんな感じです。
なお、「聖徳太子絵伝」と呼ばれる聖徳太子の生涯を描いた屏風絵や襖絵の展示が多かったです。
まぁ、聖徳太子の生涯と言っても、伝説上の話が多く、史実と思われないようなことも含まれてますが・・・。
その絵伝は、美術館の方で、動画を使って公開してますので・・・
こちらをご参考。
ちなみに、3:13頃に聖徳太子に人魚が献上されているところが出てますが・・・
西洋の人魚姫とは違い、顔が人間で・・・他のパーツが魚の人魚で、全くの色気がないものでした。