聖徳太子・・・
敏達天皇3年(574年)~推古天皇30年(622年)。
飛鳥時代の皇族、政治家、宗教的思想家。
用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。
厩戸皇子、豊聡耳皇子、上宮王ともいう。
なお、「聖徳」は太子の死後に贈られた諡号。
先週の土曜に東京国立博物館に行ってきました。
もっとも、館内にはそれなりにいましたが・・・。
聖徳太子1400年遠忌記念 特別展
聖徳太子と法隆寺
聖徳太子は歴史の教科書で習ったと思いますが、けっこう謎の多き人物です。
学問上では、実在性が疑われたり、成したことに対する虚構性が指摘されたり・・・それに加え、聖徳太子と言う名前が諡号のため、最近の教科書では「聖徳太子」と書かれず「厩戸皇子」と記載されているようなことを聞きました。
ちょっと残念ですね。
謎多き聖徳太子ですが・・・
日本人はけっこう聖徳太子好きなんでしょうね・・・企画展に来ている人はけっこう多かったです。
歴史的にも、聖徳太子信仰もあったようです。
さて、展示品ですが・・・
最初の方は通常は東京国立博物館 法隆寺宝物館で展示されているものが多く・・・「これは、やられたか?!」と思ったものですが・・・
その後、きちんと法隆寺そのものが所蔵しているものが展示されてましたので・・・よかった、よかったです。
一番の目玉は、飛鳥時代作の法隆寺蔵の薬師如来坐像です。
飛鳥時代のものなので、後代のふっくらした日本人顔の仏様と違う感じの顔です。
ちなみに、私が子供の頃の一万円札と五千円札の肖像が聖徳太子でした。
日本人が聖徳太子が好きなのは、それも多少は原因かもしれません。
聖徳太子のブロマイド(一万円札)好き♪