【い】居家以岩陰遺跡(いやいいわかげいせき) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

居家以岩陰遺跡・・・
群馬県の北西部、上信越山地の裾野に位置する小さな岩陰に形成された遺跡。
八ッ場ダム上流側にある長野原町・貝瀬に位置する。
縄文早期の頃(約10000~8000年前)の遺跡。
平成26年の調査からこれまでに20体を超える埋葬人骨が出土。

(正式な場所は分かりませんでした・・・。)
 
 
 
 
4/10(土)・・・
國學院大學博物館に行ってきました。
練馬区立美術館からの美術館・博物館のハシゴです。

ここは大学の博物館で、無料なんで、よくお世話になっています。

こちらの博物館、常設展示は古代日本と神道関連の展示がメインとなります。

 

博物館のゆるキャラと埴輪がマスクでお迎えしてくれました。

 
 
今回行った目的は、企画展示のコチラ・・・
 

縄文早期の居家以人骨と岩陰遺跡 - 居家以プロジェクトの研究成果 -

 

國學院大學考古学研究室が平成26年から発掘調査を行っている遺跡らしいです。
20体を超える埋葬人骨が出土しているそうで、そのうち6体が展示されていました。
 
 
まずは、遺跡から出た縄文土器や・・・
 
石鏃、石器など・・・
 
そして人骨・・・今回、女性と思われる4体、性別が分かりませんが未成年(10代半ば頃)が2体・・・かなり貴重らしいです。
 
また、人骨以外にも動物の骨が多く出ているようです。
食べたりしたものなんでしょね。
 
 
ちなみに、國學院大學の場所が便の良いところではないので、普通は来客は少ないのですが・・・
この企画、閲覧客がけっこう多かったです。
 
 
 

オンラインで説明動画も公開してるようです。