【は】華(はな) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

・・・

はな(花)のこと。
派手で、はなやかなこと。
 

華≒花 みたいなところがありますが・・・

「華」というと、「花」に比べて、ちょっと毒々しいイメージもあるような気がします。

野に咲く「花」が、豪「華」に見えることがないですものね・・・。

ただ「花」には、艶やかで「華」みたいなものもあることもありますが、全部が全部ではないですよね。

 

 

 

5月25日(土)に山種美術館に行ってきました。

こんな特別展をやってました。

 

花 * Flower * 華 - 四季を彩る -

http://www.yamatane-museum.jp/exh/2019/flower.html

http://www.yamatane-museum.jp/exh/upload/list190406.pdf

(6月2日まで)

 

江戸時代から現代までの日本画で、花を題材にした絵を展示した特別展です。

 

 

日本画における「花」って、こういった作品が多く・・・

(菱田春草「白牡丹」山種美術館蔵)

 

可憐な「花」の絵は多いのですが、「華」のような絵はあまりないような感じがします。

日本画においては、愛おしいとか、儚いとか、健気とか・・・そういったイメージが強いような気がします。

 

そういった意味では、この企画展の題名に「華」を付けてしまうのは、個人的にはちょっと疑問です。

 

まぁ、「華」のイメージがよろしくないのは、海を隔てた隣国のイメージが強いこともあってなんでしょうが・・・・。

 

 

 

 

<オマケ>

山種美術館のカフェでも、お花をイメージした和菓子が・・・。

白牡丹と紫陽花ですね。

これも可憐・・・。