ゴールデンウィークは宿・交通の手配がつかず・・・
埼玉県にある実家を根城に、埼玉のあちこちをチョコチョコと回ってみました。
埼玉の黄金週間(ゴールデンウィーク)・・・略してタマ〇ンウィークです。
4月30日(火・休)、ふじみ野に行ってきました。
ふじみ野・・・
ふじみ野市は、2005年10月に上福岡市と大井町が合併して発足。
ちなみに、ふじみ野駅は隣接する富士見市ふじみ野東一丁目にあり、ふじみ野市にありません。
富士見市も上福岡市や大井町との合併の話があったそうですが、合併には至ってません。
ちなみに、ふじみ野駅は、ふじみ野市成立前からあるそうで、富士見市の「富士見」が駅名の由来だそうです。
・・・ややこしい。
とりあえず、富士見市の ふじみ野駅に降り立ちました。
この駅は、ちょうど富士見市の西部のでっぱりのようなエリアにあり、ふじみ野市に囲まれてます。
と言うことで、富士見市のふじみ野駅から西へ向かって歩き、ふじみ野市に向かいました。
・・・ややこしい。
ふじみ野駅から南西へ1km程度行ったところに、旧大井村役場の建物があります。
ふじみ野市は上福岡市と大井町の合併によってできましたが、大井町の前身である大井村の役場だった建物です。
昭和12年(1937年)にでき、昭和47年(1972年)まで役場として使用されていたようです(途中で村から町になってます)。
その後、小学校の特別教室として使用されたりし、現在は国の登録有形文化財に登録されてます。
実際に、旧役場は小学校の敷地内にあります。
その外観は、大正から昭和初期に流行した官公庁建築様式を伝えています。
旧大井村役場は川越街道(国道254線)に面していますが・・・
そこから川越街道を南へ少々下って行きますと大井宿だったエリアに入ります。
大井宿は川越街道の宿場の一つです。
この上木戸跡というのが宿場の北端で、ここに木戸があったようです。
上木戸跡から少し南に行ったところ・・・
道(川越街道)の向こう側が本陣跡だった場所です。
大井宿は上木戸跡から南へ約1km程度続きますが・・・
当時を偲ばせる遺構はほとんどなく・・・
下木戸跡まで国道254線が続いてる形になります。
途中に「従堤川越迄二里十八丁」との標識がありました。
2里18町(丁)は約10kmくらいで、ここから川越までの距離がそのくらいになるようです。
あまり変化がありませんでしたので、下木戸跡を見ずに帰ってしまった次第です。