【そ】奏楽堂(そうがくどう) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

奏楽堂・・・

旧東京音楽学校奏楽堂

東京藝術大学音楽部の前身である東京音楽学校の校舎として、明治23年(1890年)に建造。

昭和40年代、老朽化が目立つようになり、都外へ移設する構想が持ち上がりますが、昭和58年(1983年)に東京藝術大学から台東区へ譲渡。

昭和62年(1987年)に現在の地(上野恩賜公園内)へ校舎を移築・復原し、「旧東京音楽学校奏楽堂」として一般公開開始となります。

昭和63年に日本最古の洋式音楽ホールを擁する校舎として、重要文化財に指定。

耐震工事など建物の保存と修復のために2013年から休館としており、平成30年(2018年)11月に再開してます。

 

今年の1月に奏楽堂に行ってきました。

急に、それを思い出して記事にしてみることにしました。

 

なぜ思い出したかと言いますと・・・

奏楽堂の敷地内に滝廉太郎の像があるんですよね。

ほら、一つ前の記事が富山城の話だったじゃないですか・・・

富山城が滝廉太郎の「荒城の月」の着想になったって・・・

そんなこともあって、奏楽堂を思い出した次第です。

 

上野によく行くので奏楽堂はよく目の当たりにしてたのですが、修復工事のため外観しか見たことがなかったんですよね。

昨年の11月にリニューアルオープンして、やっと1月に行ってみることにした次第です。

 

音楽ホールの使用がない時は、建物の名部に入れます。

著作的なものが発生する資料は撮影NGですが、それ以外は撮影が可能です。

 

2階へ上がりますと、ホールがあります。

ホールにあるパイプオルガンは日本最古級のコンサート用オルガンの一つらしいです。

大正9年(1920年)に徳川頼貞がイギリスから購入し、昭和3年(1928年)に東京音楽学校へ寄贈したもののようです。

 

ここのホールでコンサートも開かれてるようで、ちょっと行ってみたいかも・・・

パイプオルガンの演奏もあるらしいです。