どうも、松平健です。
今回の話は私 松平健ではなく、松平不昧(まつだいらふまい)という人の話です。
松平不味(まつだいらまずい)ではありません。
ちなみに、レオパレス21のCMでレレレのおじさんを演じたのは2009年なので、この絵を見てピンとこないかもしれませんが・・・。
松平不昧・・・
松江藩 第7藩主 松平治郷(1751年~1818年)のことで、1806年の隠居後に剃髪して名乗った号が「不昧」です。
藩主として襲封された頃の松江藩の財政は逼迫してたそうですが、それを立て直したと言われてます。
もっとも藩政改革は家老の朝日丹波によるところが多く、治郷(不昧)は政治に口出しをしなかったと言われてます。
松平不昧が有名なのは、政治家としてではなく、文化人・茶人としての側面で・・・
彼の茶風は不昧流として、現代も続いてるそうです。
ちなみに、松前藩の財政が再建された後、多くの高額な茶器を多く購入し、藩の財政は再び一気に悪化したと言われてます。
やはり、政治家ではなく、文化人だったんでしょうね。
現在、三井記念美術館にて松平不昧に関する特別展が開催されてましたので、行ってみました。
没後200年 特別展 大名茶人 松平不昧 -お殿さまの審美眼-
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/past/180421.html
http://www.mitsui-museum.jp/pdf/mokuroku_180421.pdf
茶人 不昧が愛蔵した茶器・道具、書画・・・自作やプロデュースした茶道具・・・茶道具が中心の展示です。
ちなみに、6月17日までの開催です。
実は、美術品のうち絵画は好きなんですが・・・
器や道具とかって、あまり得意ではないんですよね・・・
それなのに何で来たかと言いますと・・・
器・道具系は得意ではないのですが、それでも茶碗や棗、茶杓といった一部の道具は嫌いではないです。
それと、過去に松江には2度ほど訪れたことがあり、松平不昧にはちょっと思い出があるんですよね。
それと、この数日前に、東京にある松江料理のお店に行って、店員さんとこの特別展の話をして、何となく行ってみる気になった次第です。
あまり得意ではない分野ですが・・・
やっぱり良いものを見ると、良いような気がしてきます。
ちなみに・・・
かつて松江旅行した際に、松江は和菓子が美味しかった覚えがあります。
不昧によってお茶が流行り、そのため和菓子も発展したんでしょうね。
そうそう、松江では不昧公200年祭というのをやってるようです。
今年は、機会をみて行っておくべきかな・・・。