前回の記事で、The Beatles(ビートルズ)のことを書きましたが・・・
ビートルズ・・・けっこう好きなんですよね。
と言っても、本当のマニアや、リアルタイムで見てた人ほどは知りませんが・・・。
でも、興味があったので、いくつか本を読んでいたら・・・
ビートルズ活動中の時に、メンバーの一人のポール・マッカートニーの死亡説が流れていたということを知って、びっくりしました。
その死亡説でいくと・・・
ポールが交通事故で亡くなったが、ポールのそっくりさんを替え玉に仕立て上げ、ビートルズは活動継続していたとのこと。
また、ポール死亡後の曲の歌詞やアルバムのジャケット写真などに、ポールの死亡を示唆するものが散らばされており・・・
それらがポールの死亡の根拠だと騒がれたようです。
その根拠と言うものは・・・
ポールが生きてることを知ってる僕らにしてみれば、たわいのないものばかりなんですが・・・
当時の人たちは、その根拠となるものを必死に探し出し、エスカレートしていったようです。
そのポール死亡説がまことしやかに言われるようになり、全世界的な出来事にもなっていったようです。
この説が流れた頃って、ビートルズの中はギクシャクしており、解散の方向に行ってたそうで・・・
ポール自身がソロの準備のため、あまり表に出なくなってた時期だったらしいです。
それもあって、死亡説がまことしやかに思われたようです。
ただあまりにも酷いんで、最終的にはポール本人が雑誌のインタビューを受け・・・
その後、死亡説も収束していったようです。
死亡説の根拠の一つとされたのが、アルバム「アビイ・ロード(Abbey Road)」のこのジャケット・・・
有名な写真ですが・・・
ポールだけが裸足で、右足で踏み出してるのもポールのみ・・・
そして、左利きなのに右手でタバコを持ってることも根拠だそうです。
あと、後ろの車のナンバープレートが「28IF」で、もし(if)ポールが生きていれば28歳という解釈ができる・・・。
まぁ、こんな感じで、死亡説の根拠が多く探されたようです。
アルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)」のジャケットでは・・・
ポールの後ろの人物の看板・・・ちょうどポールの頭の上に手をかざしてる形ですよね・・・
これも死亡説の根拠だったようです。
同アルバムのブックレットでは、ポールだけが背中を見せてるのも・・・。
「マジカル・ミステリー・ツアー(Magical Mystery Tour)」では・・・
ポールだけ黒い動物に扮してる・・・。
まぁ、この類のものを粗探し的に見つけていったようです。
他に、ある曲の歌詞の文言がポールが死んだことを表してるとか、死んだときの状況をあらわしてるとか・・・。
ちなみに、ポール・マッカートニーのアルバムで「ポール・イズ・ライブ(Paul Is Live)」というものがあります。
ライブを収録したものなんですが・・・
もうこの頃は、ポールが死んでたなんて思う人はいないわけですが・・・
逆に死亡説を逆手に取ったジャケット写真になってます。
ポールは、靴を履いてますし・・・左足を踏み出してますし・・・左手で犬のつなを持ってます。
そして、後ろの車のナンバーは「51IS」で、51歳です(is)です。
何より アルバム名が「Paul Is Live(ポールは生きてる)」ってことらしいです。
ちなみに、ビートルズのアルバム(CD)は全て持ってます。
ポール死亡説の根拠となったものを全部知ってるわけではないので、自分なりに探してみようかなと思います。