函南(カンナミ)の土木遺産「桑原川橋梁(クワハラガワキョウリョウ)」 | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

♪ は~るばる 来たぜ函南~


↑JR東海道線の函南駅。(←丹那トンネルが開通した昭和9年(1934)に開業なった駅だそう。)/ 函南は熱海の一つ静岡寄りの駅、なのですが 間に丹那トンネル (←全長7,804m)があるので「隣」と言っても かなり離れている、のです。

今回ここまで見に来たのは これ。


↑土木遺産、です。

駅の600m程西に「旧熱海線鉄道施設群」の一つ、昭和9年竣工の「桑原(クワハラ)川橋梁」があるんですよ。(400m程東には昭和9年に開通 (着工は大正7年/工事期間15年3カ月)した「丹那トンネル”函南口”」もあるのですが、こちらはそばを通る道が無いので一般人は見る事ができません_。)

では見学に出発。

↓山と山の切れ間のようなところに 不思議な形の稜線が見えます。/「沼津アルプス」ですね?



緩い坂を たらら と下ったらー。

川がありました。

あらもう着いちゃった。

(↑↓因みにこの橋は「大竹橋」。大竹はここの地名です。)

↓これ、です。

(↑運よく 電車が通りました_)

丹那トンネルから抜けてきた汽車を三島に送るため 来光川(ライコウガワ)に三連アーチの橋(←川のためのトンネルでもあるので「川隧道(カワズイドウ)」と呼ばれるらしい)を架け その上に鉄道を敷いた~ のですね。(尚、橋の上の盛り土には トンネル工事で出た残土(ズリ)が使われたそうです。)




↑シンプルな造りながら 満90歳を超えて 尚現役! 立派なものです!

時に_

鉄道の下を流れる川の名前が「桑原川」で、 そこから橋梁名も「桑原川(クワハラガワ)橋梁」になったようですがー

桑原川はこの少し川下で
田代盆地から流れてきた冷川(ヒエカワ)と合流し「来光川(ライコウガワ)」になるのだそうです。

が、_ややこしい事に 桑原川という川名は今は狭い地域でのみ伝統的に使われる名称になっているらしく 地図や役所の文章でも、 桑原川の部分も「来光川」としている~ んですよ。/ 「桑原川橋梁」は 「桑原川」の名を留める(土木遺産~というだけではなく)文化遺産にもなりつつある、のかもー。

さてでは一度 函南駅まで戻りー

冷川沿いに歩いて 今度は「不動の滝」を見に行きたいと思います_ / つづく。



<おまけ>
小田原にある「旧熱海線鉄道施設群」の一つ 「酒匂川橋梁(サカワガワ キョウリョウ)」を見に行った時の話はこちら↓



もうイッチョ。小田原にあるもう一つの「旧熱海線鉄道施設群」、「白糸川橋梁」についてはこちら↓。
https://ameblo.jp/numabe3/entry-12808873599.html
(同じページにリブログは二つ張れないので、こっちはURLのみ つけます。)

更に_
旧ブログの記事ですが 丹那トンネルの「殉職者慰霊碑」と「丹那神社」を訪ねた時の話_↓。
https://ameblo.jp/numabe3/entry-12905567876.html

_改めて、丹那トンネルの工事に関わって下さった多くの皆さんに 感謝。