ガラスの森美術館 紫陽花の頃 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

箱根の「ガラスの森美術館」へ行ってみました。


↑クリスタルロードという名のついたアプローチを通って入口へ。


いやー ここも久しぶりです。
(小田原に戻ってから 初めて訪ねます)

(↑受付棟を抜けたところ。正面奥は箱根の「地獄谷」です。)

池に渡された「光の回廊」を通ってー

メイン施設の「ベネチアングラス」のコーナーへ。

部屋に入るなり目に飛び込んで来るのは 色ガラスのシャンデリア。 

(夢の国に来たみたい)


部屋の設えも ドージェ(元首)の肖像が飾られるなど ベネチアのどこか な感じ。(ベネチアって 行った事ないのでよくわからないまま書いてますが^^;)

↓これはベネチアの守護聖人「聖マルコ」を表す有翼の獅子の旗。(なぜ聖マルコが有翼の獅子なのか についてはこちら⇒ を。更に なぜ+いかにして聖マルコがベネチアの守護聖人になったのか についてはこちら⇒ を。/ しかし へー 今 カトリックの聖人のシンボルとしてベネチアに飾られている有翼の獅子像が 元々は遠い昔に異教徒が作った「異教の神」の像だったとはー。


奥の展示室へ。


(↓広角で撮っている事もありますが 多用されているアーチによって 空間が歪んで見え 異世界感 ましまし です。)

壁にはキャンドルとセットになった鏡、天井にはシャンデリア・・・



展示品の一点一点も美しかったー。

















興味のある人にはしっかり学べるコーナーも作られていました。



建屋の造りの複雑さも面白い。

(だからと言って 迷う程でも無い_)

ここは二階の展望室。



今度はお庭を歩いてみましょう。














↑あーこの椅子懐かしいー。昔ここで記念撮影したっけー。(しかし 雨に濡れていたので 今回は座れなかったー)






(↑ドラクエ風に言うと「スライムが現れた」。)
(↓「スライム達はまだこちらに気づいていない」。)

(↓「スライムは 去って行った」。)


カフェテラス側へ行きましょう。


紫陽花の寄せ植えー。

お気づきになりましたか ガラスのアジサイも混じっている事に。






谷の方へ行ってみます。





↑ガラスの東屋。
↓まだまだ 下ります。




↑四隅に円柱を持つ泉。
↓そこに立っていたのはダイアナ(月の女神)でした。

因みにここへの水は 上の池からもたらされています。


女神像の前に「誓いの鐘」。



↑有翼の獅子の意匠の刻まれた鐘。
鐘には ベネチアのお祭り「海との結婚」の宣誓文言『海よ、我は汝と結婚せり』が刻まれていた・・・ といいますが そうと知ったのは帰って資料を見てから。残念ちゃんと文字まで写すのだったー。

↓時に_ ここの標高634mですって。(あら、スカイツリーと同じねー)

(又 どうでもいい事に「1」詳しくなっちゃったわ^^;)

鐘の近くにには 風になびく草のような 不思議な形をしたガラスのオブジェが置かれています。



↑↓オブジェのタイトルは「ガラスの森(VEGETAZIONE/
植生)」。(この「ガラスの森美術館(1996~)」ができる前年の1995年の「ヴェネチアビエンナーレ100周年記念」のために制作され ヴェネチアのラグーナに展示された作品)// ガラスの森 という美術館名は このオブジェからもらったもの?


_かどうかまではわかりませんが この美術館の目玉の作品の一つなのは確かですね。

テラスから下を見てみましょう。/ ここは早川の流れのすぐ上、なんですねー。

(ちょっと『指輪物語』の「裂け谷/Rivendell」っぽくありません?)

斜面の紫陽花を見ながら 上がっていきます。



↓これは「ガラスの森」越しの 誓いの鐘。


ガラスの藤棚の下を歩きます。(藤棚は6/25までの限定企画)

(↑藤棚だけ ゆっくり撮ればよかったなー・・・)





是非公式HPで きらめく 動画をご覧ください⇒

ああ、一時美しい庭に遊ぶ事ができ 心が満たされましたー。


最後にショップも回りましょう。





あー 楽しい大人のためのテーマパーク だねー。

又 いつか。

さよなら。

(で この後は 仙石原のチダパンへパンを買いに行った のでございました_)

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<ちょっとおまけ>
池の端に 雑草 にくくるべきなのかしら・・・  下野(シモツケ)の花が咲いていました。それも紅白混ざり咲きの「源平種」が。


ググったら「源平下野」という(マンマな)名だとわかりました。/ 覚えましょう^^)