ラリック美術館のオリエント急行車輛でお茶 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

仙石原の「ちだパン」へパンを買いに行って (ついでに 山長で黒うどんを食べた~) 帰り、

ラリック美術館へ寄り~

併設されているカフェの 隣に置かれているオリエント急行の車輛内で お茶を頂きました。(あ、カフェ、ショップの利用には 美術館の入館券は不要です。)

カフェの受付でオリエント急行の「乗車券」を買い 頂くティーも注文して、番号札を貰って 待ちます。

(↑メニュー/ 四種類のお茶の中から 好みのものを一つー。
 ↓チケットと 番号札。)

↓ここで待ちます。


まるで 駅にいるみたい。

↓因みに なにゆえ 現役を引退した鉄道車両がこのラリック美術館に展示されているか というと 車内にラリックの『彫像と葡萄』というガラスパネルが156枚も使われているから! 

↑サンプル。(因みにガラスパネルのデザインは パ っと見 ギリシャ・ローマの「三美神」のようですが ラリックが描いているのは「男女」でございます。)
↓詳しくはこちらを。
https://www.lalique-museum.com/orient_express/
つまりここは 飲食可 の小美術館 なのです。
更に「撮り鉄」「乗り鉄」の人の心をも揺さぶる魅力が。(↓「鉄」目線で書かれた 安藤昌季さんの記事。読みごたえがありました。そもそもなぜこの車輛が日本に 又日本を走るために車輛に加えられた機能は~ などという下りも 面白かったです。)
https://trafficnews.jp/post/120336#google_vignette
ベルエポック期を舞台とする映画や小説にも登場する車輛ですから ノスタルジック系文学をお好みの方にも受けそう~。

あ、「11番」 呼ばれました。



乗車します。

案内された席。

↓椅子の後ろに ラリックのガラスパネル。



↑どっしりした 安定感ある椅子。
↓お隣のお席。


↓後ろの車輛。






(↑無人の時に ぱちり)
(↓これは後方車両側からの絵。)


席に着くと お茶が運ばれてきてー スタッフさんが チケットに降車時刻を書き 挟みを入れます。(この時間までに~ という事ですね?)


席に置かれた青表紙のメニューブック型のファイルには「オリエント エクスプレス」についてのあれこれを記した印刷物が入っていました。



(↑あ、これは 撮りそこねた特別室(←乗り込んですぐの場所にあるコンパートメント)の写真だー。よく見ましょう。)


(↑なるほど、1988年に「フジテレ開局30周年」と「JR発足1周年」を記念してパリから ドイツ ロシア 中国など8ヵ国を横断して 香港から日本へ上陸した『オリエント急行’88』全13両のうちの これが「サロンカー(パーラーカー)」でしたか。 / 企画もののオリエント急行(列車)は翌1989年に船で帰国しています。がこの車体「No.4158 DE」は2004年 (←因みに美術館の開業は2005年)に 再び日本に運ばれ 沼津から牽引車で 乙女峠を通って~ 美術館に運ばれています。 つまりここは「夢の終着駅」なのね?)

お茶とお菓子を頂きましょう。

↓この日のお菓子は マンゴーゼリー。

↓お茶は 私が「ハーブティー」(←ドライアップル、オレンジピール、ハイビスカス、ローズヒップをミックスしたお茶)、  亭主は「フラワリームーン」(←ほうじ茶に カモミール エルダーフラワーをブレンドしたお茶)をお願いしています。


窓の外の景色は流れないけれど 優雅な時が流れますー。



御馳走様。
~の後も 車両を見せてもらいます。
(車両内は一方通行。下りる時は 後方車両側から下車します。)

出口へ向かう廊下の手前に大きなレバー。


↑これで窓を開閉させてたそうです。

↓廊下。

↑↓左手にコンパートメント。

↓振り返ったところ_。

↓最後尾に洗面所。


(↑右奥にWC。)
これで おしまい。

↓外へ。

(↑いや 手前 が外ですが_)

この後は 車両外観を見せてもらいます。















大満足。

ただ、そうねー

待合室のオルゴールが 鳴ってたら もっと嬉しかったかなー。

いや単に 折角設置されているディスク式のオルゴールが「置物」になってるのを残念に思っただけですが。(ディスクにはどんな曲が刻まれているのかなー? 聴いてみたいなー。)

おしまい。