では弘前の曹洞宗禅林街_黒門の奥に建つ太平山 長勝寺(チョウショウジ)三門前に立ったところ、から_。
まずは長勝寺について_。
↑「長勝寺(国指定重要文化財九棟一口)
長勝寺は、津軽家の菩提寺で、享禄元年(1528)に創建され、弘前城築城時(1610)に現在地に移転しました。
弘前城築城と同時期に建てられた本堂をはじめ、境内には、三門、御影堂、庫裏、津軽家霊屋(タマヤ)五棟などの重要文化財が残り、往時の伽藍空間を今日も大観する事ができます。」(補足/創建の地は 現在の西津軽郡鰺ヶ沢町種里町)
両側に手水舎。(左右の水盤に同じ文字が彫られているのだけど 何と読むのだろう・・・ 絵的には 右の字が「両手を水盤にのばしてる」ので盥處 みたいな感じかなー?)
(脇の説明板には「西茂森長勝寺 境内スギ林」と 保存樹林の事が書かれていました。)
改めて、三門_。
扁額には山号「太平山」
門を潜ると右手に鐘楼。
(↑「嘉元四年(1306)」と彫られた鎌倉時代の銅鐘。国の重文だそうです。)
右手に庫裏。
見学はここから。
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こちらは蒼龍窟。
↑正面奥のお厨子に三尊仏。/ こちらの三尊は 中が大きな阿弥陀様、左右を小ぶりの薬師如来と十一面観音が守るという 珍しいもので、更に「岩木山三所大権現の本地仏」であるとの事。 更に 元々は岩木山の百沢寺という権現信仰の(神仏習合の)お寺(←現在は「岩木山神社」)にあったもの、だそうです。
↓三尊仏の左右には 沢山の羅漢さんがおいででした。(三尊仏と一緒に 岩木山の百沢寺から移されたものとか。)
なかなか見応えがありました!
続いては お寺の隣に建つ「忠霊塔」の方へ行ってみました。
_ つづく。