仙石原 山焼きの日-2 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

_という訳で 気づけばメインイベント終了~ な感じの仙石原。

(↑黒くなった斜面地に 放水が行われているところ_)

↓山焼は まず午前10時半に 台ヶ岳の麓斜面地に着火され、県道75号線までを焼きます。(地図で言うと 黄緑色の部分が 下から上に向かって燃えて行きます。) その後 県道から湿性花園側が焼かれるのですが 面積的には斜面地側の方が倍以上広いんですねー。

(↑上の地図の 食堂マーク がある所が「銀の穂」。「銀の穂」の右上あたりが 「見学会場」です。)

↓「見学会場」から 湿性花園側の野焼き、を見ましょう。

この後焼かれるススキの野は 大した面積ではない。_のですが 間近に着火の様子が見られ 見応え「なかなか!」でした。


(↑左奥に白煙が見えます。あっちからも焼いていたのかしら? 台ヶ岳側の残り火?/ わからずじまい_)


↑10m程間隔を空けて 消火剤だか水だか のバッグを背負った消防署(団?)の人が数人 ススキの群生地の際を歩いて行った後ー・・・
「着火」が始まりました。

ここからは動画でどうぞ。






大変な仕事です。/ 安全地帯にいる私達見学者すら 火の熱さ 煙による息苦しさを味わいました。


(煙にけほけほ言いながら『古事記』の~
「オオクニヌシがスサノオが射た鏑矢を拾いに行って 火に囲まれた話」を思い出しましたよ。/ 鼠が「内はほらほら  外はすぶすぶ」と言って 助けてくれたんですよねー / って・・・ はっ!仙石原のススキの原の鼠達は大丈夫だったかな?)

冬を越し 立ち枯れていたススキが燃え切ると・・・

火は消え、真っ黒になった原っぱが現れました。




さあ、春よ 来い! / おしまい




(こんなに焼き尽くされても 秋には又「元通り」のススキの原になるんですよねー。考えてみたら「ススキ 強いなー」。// 因みに火を入れないと ”遷移”が起こって植生が変わり ”草原”から”森”へ移行してしまうそうです。つまり火入れは 仙石原の自然の”維持” のために行なわれているんですねー。 へー。)