小田原おでん本店の茶室でお昼 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

(これも去年の話ですが_)

暮に二人で浜町の小田原おでん本店の茶室でランチを頂いた時の絵を貼ります。




「こんにちはー」

(↑ からり とした絵を貼っていますが、実際のお店は「満席!」です。)

今回私達は 「茶室」 を予約しております。/ 初めて利用するんですがー どんな所なんでしょうね?
お店を一度 通り抜けて「裏」へ出ます。

ああ、「別建屋」なんだ。

茶室の躙り口_。

お茶の席ですと ここから入るのですが、おでん屋さんでは ここは お料理の「渡し口」。


蹲もあります。

本当に「ちゃんとしたお茶室」なんですね。

左手の玄関から入ります。



室内は_

こんな感じでした。

床の間。

天井は網代。


↑軸には「華菖蒲 映れる水の流れ毛梨」という歌が書かれていました。(夏の歌だったー・・・)

躙り口部分。

↓その上。

隅には風炉釜も置かれていました。

(テーブルで隠れていますが 炉もありました。/ 天井には蛭釘もついてましたから 多分釣り釜も使えるんじゃないかな?)

さて テーブルには 薬味と つきだし (二色たまご イワシの甘露煮 蒲鉾のカマンベール挟み) が載っていました。

お酒 をお願いしましょうかね。
↓亭主は冷酒、私は梅酒の飲み比べセットを注文~。

おでんがきました。


(↑ピンクの練り物の中にはキンメ。白いのはふぐ。黒っぽいのは椎茸で傘にすり身が載っていました。串がささっている尾はサンマのつみれ。茶色い小判型のものは細かい短冊に切った練り物をさつま揚げにしたもの、でした。その他 大根 インゲン かぼちゃが入ってました。 / どれもこれも 出汁までおいしく 飲み干してしまいましたよー。)

もうちょっと おでん、追加注文しましょうか。

(↑牛筋。/ 厚揚げ。蛸ボール。鶉の卵入りの揚げすり身。柚子入り鶏つみれ。ごぼうさつま。)

締めに_
↓鯵の押しずし。

もういっちょ 出汁茶漬け。



う・ま~~~い。

お茶はセルフ。

デザート、きました。

↑アイスと餡子と 最中の皮。

最後にお抹茶まで。


素晴らしいコース!

御馳走様でした。



(↑最後に もう一度店内通り抜けー)

おしまい。


<+>
この趣ある茶室、元々はどなたのものだったのだろう とお店の方に尋ねましたら_ 「こちらの建屋は(蒲鉾の老舗「丸う」の)田代さんのものだそうですよ」との事でした。/ なんと!と驚いたり なるほど と納得したり、でした。