静岡県富士山世界遺産センター | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

(昼食後)
では富士山本宮浅間大社の方へ行ってみましょう。

↑県道414号線の向こうに 大社の一之鳥居が見えます。


その左手に 富士山を逆さまにしたデザインを正面ファサードに持つ建屋がー。

静岡県富士山世界遺産センター、です。



↑手前の水面に逆さ富士が映る仕掛けー。(この日は陽がすでに高かったのと 風でさざ波が立ってて クリアな絵が撮れませんでしたが)


折角なので 入館してみましょう。

入館料も300円と 手頃ですし。




館内にも「そびえる逆さ富士」!

(↑因みに 有料なのはこのスロープの先 逆さ富士内部 及び展示フロア、で 奥のカフェやショップの利用には 入館券必要ありません、でした。)

逆さ富士の中には緩やかな螺旋スロープが作られており、色々学びながら頂上(?)を目指す ようになっていました。


(↑ただ 暗すぎて字が読めなかった。それも 一番上の日本語ダケ_)



側面のスクリーンに映されているのは 動画で、見学者に低地から山頂までの登山ルートを紹介しています。(ナンチャッテ富士登山 が体験できる、という訳ですね。)
↓沸き立つような雲を抜けて 頂上へ。


↑火口の上も歩けます(?)
↓登って来た道を見下ろしたところ。

↓頂上(?)からは 本物の富士山を眺める事もできました。

(↑ナンチャッテ逆さ富士 - 二の鳥居 - 富士山が並びます~)
↓この日の富士山。


ちょっと雲がかかってますが お天気はよく 雪の残り方も「凱風快晴(別名赤富士)」の絵に似ていて、 「ああ『凱風快晴』は今の時期の富士だったのかな?」などと面白く思った事でした。


↓科学的に富士山を見るコーナー。

↓ジオラマ。(よく見ると 富士周辺にはホツホツと沢山の側火口が~。面白い)

「♪四方の山を見下ろす~」富士山は こうして見ると外輪山に囲まれているように見えますね。(でも地質学的には富士はカルデラの中にそびえている訳ではないそうなー 自分で周辺を「埋めちゃった」って事ですかね?)


↓今回の企画展。(撮影OK ただしフラッシュ禁止)

入ってすぐの場に飾られていた「富士三保清見寺(セイケンジ)図屏風」_。

↓屏風には右に富士、久能山、三保の松原、左に清見寺(セイケンジ)が描かれていました。




↑「あれー?清見寺ってこんなだっけ?」でしたが、今とは建屋的に「別」なのでしょうね? (細かい事を言ったら久能山と三保の松原 清見寺の位置関係も色々「謎」になってしまいますが・・・)
↓とそれはともかく、首を傾げたりしていた私達のところに学芸員さん(?)が来て 絵の説明をしてくれました。

ここには_ 隠居後の家康(←中央の頭巾をかぶり緑の袴をはいた人物)が寺を訪ね、武田の武将-土屋昌恒の遺児-忠直(←左の若い僧)に会う場面~ が描かれている のですって。(尚、忠直はこの後 秀忠に仕えたといいます。)/ なるほどー。この物語を 知ってから見ると、一双(二隻)の屏風は 神君家康の徳を表しているのがわかりますねー。/ 教えてくれたお姉さんに感謝。

他に展示されていた富士山の絵_





(↑左は酒井抱一(ホウイツ)の「富士山図」。江戸時代の絵とは思えないモダンさ!)


この後 隣のシアタールームで・・・

15分おきにかかる 四種類の映画の内の一つ「宙(ソラ)」の巻を見たのですが_

↑それが 「展示室の絵の中から龍が飛び出し その視点富士を見る~」 という内容だったんです。(8分程の短いムービーでしたが龍に乗って空を飛んでいるような気分が味わえましたよー) / 恥ずかしながら「はて こんな絵 展示室にあったかしら?」だったので 後から展示室に戻って 絵 を探しに行きました。
↓この掛け軸の絵だったんですね。

(↑鈴木其一(キイツ)の「富士越龍図」)

や~なかなか見応えある施設ではありませんか これで入館料 たったの300円!

この後はショップに寄りー

お土産を買いましたよ。

(食べたら「報告(?)」をいたしますね^^)


さてでは神社の方へ行ってみましょうー。/つづく



<おまけ>
_神社へ向かう途中見かけた 「ふじさん」あれこれ。

(↑↓本物の富士山)


(↑花壇の花も 富士山)
(↓マンホールの蓋も 富士山)

(↓土産物屋が並ぶ通りに飾られてたお酒も 富士山)


この後 神社で又 色んな富士山を見る事になるのですが その話は次の項で。